「料理できない女に結婚はムリ」40歳女性のカン違い。元凶は“元彼のひと言”だった

「料理できない女に結婚はムリ」40歳女性のカン違い。元凶は“元彼のひと言”だった

「男性はみんな料理のできる女性がいい」という思い込み

「たとえば、オムライスを作ると決めて、必要なものをスーパーに買いに行って作るならできるんです。でも、冷蔵庫に今あるものを使って何かを作るって、私には全然できなくて。なんていうか、私は臨機応変になんでも対応できるタイプじゃないんです。

婚活ではやっぱり、料理ができる女性がモテるんですかね? 料理が得意じゃないってだけで、言葉や表情に出さなくても、男性の中では結婚相手としては考えられないと思われそうで……なんだか婚活も億劫になってしまいました」


その時の元彼の言葉は、些細な一言だったかもしれません。ですが「彼をがっかりさせてしまった」という罪悪感と劣等感を美希さんに植え付けてしまいました。そして、美希さんは、男性は残りものでさっと料理を作れるような女性が好きで、そうじゃない自分は男性から婚活の対象として見てもらえないという思い込みに囚われているようでした。

料理の苦手な女性が、無理して料理上手にならなくてもいい

この話を聞いて、その昔キャバクラで働く女性が男性に得意料理を聞かれた時に「得意料理はないです。冷蔵庫にあるものでチャチャっと作っちゃうので」と返すのが良いと言っていたのを思い出しました。それを聞いた男性が、この女性は良い奥さんになりそうと思うからでしょうか。

それはさておき、料理ができないからと言って婚活に臆病になる必要はありません。料理ができる女性を求める男性は今も確かにいますが、だからといって、料理の苦手な女性が料理上手にならなければいけないわけではありません。

それなら女性も料理ができる男性を求めればいいのです。今は料理上手な方にお願いして1週間分のご飯を作っておいてもらえるような家事代行サービスもありますし、結婚はギブアンドテイクの精神がないと潰れてしまいます。

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