犬の目が『うるんでいる』理由5つ 眼球やまぶたに異常がないかを確認してみよう

犬の目が『うるんでいる』理由5つ 眼球やまぶたに異常がないかを確認してみよう

愛犬にうるうるした目で見つめられて「キュン」とした経験はありませんか?とってもかわいいですよね。しかし、犬の目がうるんでいる原因によっては、注意が必要な場合もあります。今回は、犬の目がうるんでいるときに考えられる5つの原因を紹介します。

1.目の病気

目がうるんでいる原因でいちばん心配なのが病気です。慢性的にうるんでいる場合は、病気が原因で目に炎症が起きている可能性があります。

犬の目がうるむ原因となる病気には以下が考えられるでしょう。

角膜炎
結膜炎
角膜潰瘍
ものもらい

そのほかにも「異所性睫毛」が考えられます。異所性睫毛とは、本来まつげが生えるべきではない場所にまつげが生えてしまっている状態です。常に目を刺激する状態になるため目がうるむ原因になります。

いずれにしても、目に違和感があるのは辛いものです。早めに動物病院を受診しましょう。

2.アレルギー

次に考えられるのがアレルギーです。アレルギーが原因の場合は、両目がうるむという特徴があります。

犬のアレルギーの原因となりうる物質には以下があげられます。

花粉
黄砂
ハウスダスト
フードの原材料

花粉や黄砂は、春のイメージが強いと思いますが、実は春から秋まで注意が必要です。花粉が飛散する時期は地域によって若干の差はありますが、2〜10月まではなんらかの花粉が飛んでいると考えたほうが良いでしょう。

スギ(2~4月頃)
ヒノキ(3~5月頃)
イネ科の植物(5~10月頃)
ブタクサ(8~11月頃)

アレルギーが原因であれば、目がうるむほかにも、目の赤みやかゆみ、腫れ、脱毛などが見られます。

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