子どもの集中力アップに成功した家庭の共通点「集中しなさ~い!」より有効な方法

子どもの集中力アップに成功した家庭の共通点「集中しなさ~い!」より有効な方法

2. 「家族で桃鉄」で子どもの集中力アップ!

小学校5年生のお子さんのご家庭です。

受験生ということで、Youtubeやゲームなどの時間はポイント制を導入し制限していました。

しかし勉強に対してのやる気はなかなか上がらず、ポイントを使いきるとゴネてめんどくさい状況だったそうです。

これも多くのご家庭でありがちなパターンじゃないかと思います。

そこで試してみたのが、「一日の勉強予定がこなせたらポイント消費無しで家族で桃鉄で遊べる」というプランでした。

お父さん・お母さんもちょうど資格試験の勉強があるタイミングだったのもあり、「〇時から桃鉄開始」と約束をして、それに間に合うようにそれぞれ勉強をすることにしたそうです。

すると、家族で遊べるというのが魅力に感じたのか、目標の時間までにやり繰りして自力で勉強を完了させられるようになりました。

また、一緒に遊ぶというごほうびだけでなく、一緒に勉強するというのも良かったようです。

「自分だけ勉強しなきゃいけない・・・」ではなく、やらないと逆に「自分だけ勉強してない・・・」という状態になるので、親の方の進捗を気にしながら自分も頑張るようになってくれました。

こちらの2の事例と、先ほどの1の事例と、共通する点は何だと思いますか?

3. 東北大学の瀧教授の真似をして子どもの集中力アップ!

小学2年生の子のご家庭です。

私のYoutubeチャンネルに、脳科学者の東北大学瀧教授にゲストでいらしていただき対談をしたのですが、その際に瀧教授が「子どもは身近な人の真似をして成長する」「親も一緒にやることが大事」といった趣旨のことをおっしゃっていました。

それを見て、お子さんの塾のプリントを全部コピーし、ダイニングテーブルに横に並んで座って、ヨーイドンで一緒に解くことにしたそうです。

その結果、勉強に対しての集中力が上がり、難しい問題にぶつかっても投げ出すことが少なくなり、宿題が早く片付くようになったそうです。

授業の当日の朝までかかってギリギリ宿題を終わらせていたのが、余裕をもって前日までに終わっている状態も作ることができました。

大きな進歩が見られたそうで、お母さんも喜んでいました。

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