【シェフ脇屋の簡単中華】牛肉少し野菜たっぷり♡「春雨と春菊のピリ辛煮込み」に挑戦!茎が旨いです♡

【シェフ脇屋の簡単中華】牛肉少し野菜たっぷり♡「春雨と春菊のピリ辛煮込み」に挑戦!茎が旨いです♡

「家で作るには難しいな」と思う中華料理って、割と多いですよね。でも実はとても簡単にできることを、中華の鉄人・脇屋シェフがYouTubeで教えてくれています。今回の「春雨と春菊のピリ辛煮込み」もスープの中で煮るのでフライパンひとつでできますし、春雨と春菊、あとちょっとの牛肉で本格中華の味になるそうですので、さっそく作ってみました!

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脇屋シェフの「春雨と春菊のピリ辛煮込み」の材料と作り方

【材料】※2人分
・春菊…2束
・牛肉しゃぶしゃぶ用スライス…100g(細切れでもOK)
・春雨…50g
・長ねぎ…大さじ1
・しょうが…大さじ1
・にんにく…大さじ1
・唐辛子…3~4本(お好みで多めにしても可)
・花椒…5~6粒(お好みで多めにしても可)

・太白胡麻油…大さじ2強
・酒…大さじ2(あれば紹興酒がおススメ)
・塩 …小さじ1
・白こしょう…少々
・鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ2
・しょうゆ…小さじ1/2
・ゴマ油…大さじ1強

春菊は葉と茎を分けて、茎は粗く刻んでおきます。
長ねぎ、しょうが、にんにくはみじん切りにしておきます。
牛肉は1/3くらいの長さに切っておきます。

【作り方】※調理時間:20分
1. フライパンに太白胡麻油、唐辛子、花椒を入れ、弱火で炒めて香りを引き出します。

※食べるときに花椒の粒が気になるようでしたら、濾して油だけにしてください。唐辛子は後で戻すので、取っておきましょう。

2. 油の中に春菊の茎、長ねぎ、しょうが、にんにくを入れ、中火で炒めます。

3. 薬味の香りが立ってきたら酒、湯500ml(分量外)を加えて春雨を入れ、煮立ってきたらフタをして4分煮込みます。

4. 唐辛子を戻し、塩、白こしょう、鶏ガラスープの素で味を調えます。

5. 春菊の葉を入れ、フタをしてさらに2~3分煮ます。

6. 春菊がくたっとなったら全体を混ぜ、牛肉をその上に広げて乗せます。

7.しょうゆ、ゴマ油を回し入れ、強火にして全体を混ぜ、牛肉の表面が白っぽくなってきたところで火を止めて器に盛り付けて出来上がりです。

作っている最中に香りがどんどん上がってきて、食欲をそそられます。春雨独特の食感と、くたっとした春菊の食感の違いがおもしろいのですが、香味野菜と一緒に炒めた春菊の茎が実は一番のポイントだったりします。ただでさえ香りのよい春菊を香味野菜と一緒に煮込んでいるせいで、部屋中に充満する中華独特の匂いがたまりません。もちろん牛肉もおいしいのですが、この料理の一番の主役は春菊に間違いありません。

春菊の原産は地中海沿岸なのですが、食べるのは日本や中国、韓国といった東アジア地域だけで、ヨーロッパの人たちは春菊を食べないそうです。しかも案外種類が多く、東日本の春菊は香りが強く、西日本の春菊は甘みが強いそうです。以前テレビで九州の春菊農家さんが春菊を紹介していましたが、結構大きくて春菊には見えませんでした。いつか食べてみたいものです。

もうひとつの主役、春雨はデンプンから作られる加工食品ですが、よく「緑豆春雨」という表記を目にします。これは中国発の食品で緑豆のデンプンから作るのでこの名前なのですが、実はこの緑豆、別名をムング豆と言って、インド料理のムングダルで使う豆と同じものです。ムングダルは緑豆(ムング豆)をひき割りにして煮込みますが、わざわざ麵状に加工して春雨にするところがなんとなく中国らしいなぁと思います。

本当に簡単でおいしいので、ぜひ作ってみてください!

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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