「保育園に行きたくない」朝の登園渋りにウソや脅しはNG!保育士が勧める声掛けテク

「保育園に行きたくない」朝の登園渋りにウソや脅しはNG!保育士が勧める声掛けテク

働くパパやママにとって、朝の準備は1分1秒を争います。どれだけ準備を整えていても、子どもの「保育園に行きたくない」の一言で、遅刻ギリギリなんてことも。笑顔で登園してくれると良いのですが、毎日うまくいくわけではありませんよね。そんなときは、子どもが行きたくないと感じる理由を理解することが大切です。この記事では、朝から「保育園に行きたくない!」と言う子どもの対処法について解説します。

「保育園に行きたくない」登園しぶりをする子は少なくない

保育園に行きたくないと訴える子どもは少なくありません。その理由は、年齢によってさまざまです。入園したばかりで慣れずに玄関で大泣き、イヤイヤ期を迎えてとにかく登園を嫌がる、お友達とのトラブルにより保育園へ行くのが不安…。

なかには、体調が優れないことを言葉で伝えられず「保育園に行きたくない」と表現することも。まずは理由をしっかり確認したいですね。

保育園に行きたくない理由は何?

保育園に行きたくない理由が体調不良であれば、その日は休ませる必要があります。それ以外の理由は、以下のように対応してみましょう。

家にいたい理由がある場合

・ママやパパと離れたくない

・もっと家で遊びたかった

・お休みを楽しみすぎた

家にいたいと感じている子どもには、共感と約束が有効です。「もっと遊びたかったね」「必ず迎えに来るからね」「帰ったら一緒に〇〇しようね」と、言い聞かせながら連れていきます。このような理由での登園しぶりは、意外にクラスに入るとケロッとしているものですよ。

保育園に行きたくない理由がある場合

・保育士に叱られたから

・給食が苦手だから

・お友達とケンカしたから

保育園での出来事に不安を感じている場合は、保育士の理解・協力が欠かせません。集団生活のため、必ず意見が通るわけではありませんが、子どもが抱えている不安を相談することが大切です。

行きたくない理由が分からない場合

なぜ保育園に行きたくないのか、理由が分からない場合は、以下のような声かけを意識してみましょう。

・ママやパパもお仕事がんばるから!一緒にがんばろう?

・ちょっと疲れたかな?保育園の帰りに〇〇買って帰ろうか!

・今日は保育園で〇〇あるかな?それか〇〇の日かな?

・今日はお気に入りの靴下にしよう!〇〇先生に見てもらおうか!

朝の忙しい時間に理由なく登園を拒否されると、ついイライラしてしまいますよね。しかし、大人でも「今日はなんとなく仕事がだるい…」という日があるもの。落ち着いた気持ちで対応してあげたいですね。

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