自分が住む町のファンになろう♪
こんにちは! さきちです。
突然ですが、みなさん。
自分の生まれ育った町は好きですか?
昨今、少子化や地方の過疎化が問題視されていますが、せっかくなら地元にはいつまでも賑わっていて欲しいものですよね。
日々ワクワクできる何かがないかな?
そのためには、まず自分から地域に興味を持って、自分たちのこととして協力していくことが大切!
その重要性を改めて実感できるイベント【鬼北町にぎわい塾】に参加してきました。
画像のキャプション:本日の舞台「近永駅」。
愛媛県宇和島市と高知県四万十町を結ぶJR四国の鉄道が走ります。
「Yodosen Fun Fun Trains」というユニークな列車もあるので、ぜひチェックしてみてね♪
そして、会場となるコワーキング施設「Warmth(ワームス)」。
百数十年の歴史を持つ古民家を改修している風情がある建物。
2Fの個室スペースはまるで屋根裏部屋のような空間。
ゴミを持ち帰る場合はドリンクや食材の持ち込みが自由!
自宅のようにくつろいで過ごせます。
ベッドスタイルと和室スタイルの宿泊スペースもありますよ~。
【鬼北町にぎわい塾】とは、愛媛県鬼北町にあるJR近永駅周辺で、起業やイベント開催など、鬼北町内に「にぎわい」をもたらしてくれる活動や人材を発掘し、支援していく塾です。
既に起業されて、その事業を成長させたい方も対象ですが、これって鬼北町限定なの? って思いますよね。
参加は鬼北町外からでもOK♪
起業に至った思いやこれまでの苦労、これからの夢など、起業家の経験を身近で聞けるチャンスになりますし、新しい仲間にも出会える貴重な機会ですよ!
また、鬼北町を盛り上げたいと奮闘する町民のみなさんとお話しすることは、自分の住む地域を盛り上げるための道標になるかもしれません。
鬼北町…めちゃくちゃ賑わってます!
平日18:30スタートでしたが、たくさんの人が集まっていました。
みなさん年齢や職業もバラバラ♪
まずは、「鬼北町にぎわい塾」塾長の泉谷昇さんから、第1回の復習を兼ねてお話。
地域の魅力には目に見えるものと見えないものあり、「日常にあふれている」というお話が印象的でした。
課題発見や魅力発信の仕方など、みなさん真剣にメモを取りながら聞いています。
町のことをみんなで一緒に、真剣に考える時間があるのって素敵ですよね♪
第1回講師の黒河 香さんも参加。
講師であり、生徒でもある、お互いに学び合える環境です。
母の愛をぎゅぎゅぅとお届け♪
今回の講師は、鬼北町で養豚場を経営されている古用ファームから、直営のお弁当屋さん『あいあむぶー』を始めた店主の古用優衣さん。
コロナや円安の影響で飼料が高騰したことをきっかけに、家業の養豚場のおいしさをもっともっと広めたい! と2024年5月からスタート。
なんと、お子さんを4人育てながらの挑戦です!
子育てと仕事のバランスがむずかしいと悩みながらも、リピートしてくれるお客様や家族、とくに旦那さんに支えられて楽しみながら営業方法を模索しているとのこと。
そんな優衣さんの原動力は、とにかく「食べたい! おいしい! と言ってもらえること」。
「今は予約販売のみなので、注文が1人だけでもその人に届けたいんです」と、おいしいものを食べて欲しいという母の愛が詰まっています。
福井県出身の優衣さん。
旦那さんの実家である養豚場の豚肉を食べて、その美味しさにびっくりしたそうですよ。
『あいあむぶー』でイチオシメニュー、福井名物の「ソースカツ丼」。
出汁の入った甘井ソースがヒレ肉と絡んで米が進む!
なんと、試食付き!
豚肉はもちろん、お米も美味しい~と思ったら、米や野菜も作っているので、ほとんど他所から仕入れはしないらしいですよ。
素材からまるっと自家製お弁当。
全種類制覇したい~!
途中休憩では『coffeeとツナグ』のコーヒー提供も。「コーヒーを通じて人と人が繋がる場所を作りたい」とイベントメインで出店している週末露店コーヒー屋さん。
オリジナルブレンドは冷めても美味しいので、のんびりイベントを楽しむお供にぴったりの一杯です♪
宇和島市のお菓子屋さん『こはく製菓』のパウンドケーキもありました。
しっとりとしていて優しい甘味がコーヒーと相性抜群。
後半では、グループワークで課題について話し合いました。
泉谷さんから最初に「“値上がりしたので売れなくなった”などの現状や結果を課題と勘違いしがち。
“原料費や人件費の高騰”など、原因や背景が課題となる。」という説明があり、困りごとに対処するだけでなく、その原因を正確に把握することも難しいなぁ~と痛感。
今回は「値上げしても〇〇なら売れる」という具体的な目的を設定し、アドバイスを考えます。
2色のポストイットを用意し、一方にはアドバイス、もう一方には感想や励ましのメッセージを書くことで、モチベーションアップにも◎
自社育成した豚肉の使用や、ヒレ肉が貴重な部位であることをもっとアピールした方がいい! と、優衣さんの話を聞いて驚いたことを口々に発表。
宅配までサービスということで、見守り付きお弁当などユニークな意見もたくさんありました。
お互いにこの距離感で話せるのがいいですよね!
「珈琲屋をリニューアルオープンしたい!」と、鬼北町に単身移住したHARSHA COFFEEによるクラウドファンディングのお願いも。
地域のみんなで助け合って町を盛り上げます♪
「家族に感謝です!」と語る古用さんファミリー。
今回、はじめて「鬼北町にぎわい塾」に参加したのですが、みんなで町のことを考えて、自分達で盛り上げていこうという意識が根付いていて素晴らしいな! と思いました。
特に、古用さんファミリーは、会場に入ってすぐの時から「旦那に感謝です」「いつも協力してもらってます」と感謝の言葉が聞こえてきて、子ども達もお母さんにべったりながらもお手伝いをしていました。
家庭内はもちろん、身近に協力者がいて、いろいろと相談できる環境があるのって羨ましいですよね。
これを羨ましいなという気持ちだけで終わらせず、自分たちの町にも取り入れて行けるように、まずは自分から、「自分の町のファンになる」「周りに知ってもらう」などのアクションを起こしていきたいなと思います!
あなたも身近な好きを発見&発信してみてくださいね~♪
- ■ 第2回鬼北町にぎわい塾
- 開催日/2024年10月23日 18:30~20:30
- 開催場所/warmth
- 開催住所/愛媛県鬼北町近永656-1
- 駐車場/あり
- 料金/参加費無料
- 問い合わせ先/鬼北町企画振興課
- 電話番号/0895-45-1111
配信: イマナニ
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