主人公の橘はるかさんは、フリーのイラストレーターをしている主婦。夫・まさるさん、1歳の息子・ゆうと君と3人暮らしをしています。はるかさんは、普段育児に関与せず、大切な話も過去の自分の言動も忘れているパパに苛立ちを募らせています。
ママがパパにゆうと君を任せて買い出しに出かけた日、パパの行動がきっかけでゆうと君は熱中症にかかってしまいました。
自分の不注意が原因だったにもかかわらず、事態を軽視しすぎているパパ。ママが指摘すると逆上して壁に穴を開け、そのまま家から飛び出します。
パパは同期の竹之内さんに愚痴を聞いてもらいますが、逆に説教されてしぶしぶ帰宅。しかし、ママはすでにゆうと君を連れて実家に帰ってしまっていたのです。
力ずくで連れ戻そうと考えるパパですが、お酒の酔いもあってか、そのまま寝入ってしまい……。
一方、実家へ戻り、両親と妹に一連のできごとを話したママ。
家族からの温かい励ましもあり、ママは離婚する意思を固めます。
翌日、自分の身の回りの心配ばかりしているパパはようやく眠りから覚めます。
自分本位な夫の前に立ちはだかる人物
「待ってろよ! はるかぁぁー!!」
2人が出て行ったことを思い出したパパは、ものすごい勢いで家を飛び出し、ママの実家に突撃します。
インターフォンが鳴り、画面に映ったパパの姿をみて凍り付くママ。
「下がってなさい」
玄関は開けず、インターフォン越しに対応することに。
パパが、ママとゆうと君の所在を問いかけたところ、義父は「ここにいる」と伝えたうえで「会わせることはできない」と明言したのでした。
ママがなぜ家を出たのか深く考えてもいないパパ。義父と話す中で自分の問題点に気づき、考えを改めて出直せると良いですね。
>>次の話
著者:マンガ家・イラストレーター くまお
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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