これなら伝わるかも!家庭での幼児教育に役立つ“テーマ絵本”3選

 子どもに対して「大切なことだからしっかり伝えたいけれど心に響くように伝えられているか心配……」と感じることはありませんか? そんなときは「絵本」を導入してみてはいかがでしょうか。普段とは少し違った雰囲気で、大切なことを伝えることができますよ。次のようなテーマの絵本がオススメです。

■言葉選び

 どんな言葉が人を傷付けどんな言葉が受け取ってうれしいのか、それを知ることができる絵本を選ぶと、「そんなこと言わないの!」と叱るのではなく、どういう言葉を選んだらいいのかを分かりやすく伝えることができます。気持ちを表す語彙を増やして、自分の思いを伝えやすくしてくれる絵本もオススメです。

■性

 カラダについての正しい知識から、自分や大切な相手を守るための心得、そして赤ちゃんが生まれるまでのことまで、性をテーマにした絵本を通して、幸せな大人になるためのエッセンスを渡してあげることができます。「なんだか話すのは気恥ずかしいな……」ということも、絵本ならやわらかくはっきり伝えることができますよ。

■心を強くする

 決めたことをやり抜くことで見える世界を描いた絵本や、自分の本当にやりたいことを見つける旅を楽しむ絵本、恐れずどんどん失敗する精神を描いた絵本など、読むと勇気をもらえて自分もやってみたいと思える、子どもの心を強くしてくれる絵本もオススメです。絵本をきっかけに、自分の世界を広げていく子も少なくないですよ。

 絵本は、読み聞かせを通して親子の豊かなコミュニケーションを生み出してくれるだけでなく、子どもの知っている世界とまだ見ぬ挑戦してみたい世界を繋いでくれる役割もあります。一緒に絵本を楽しみながら、ママが子どもの心に届けたい“人生のエッセンス”を伝える時間にしてはいかがでしょうか。

(Nao Kiyota)

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