突然だが、まずはこちらの画像をご覧いただきたい。
こちらは、Xユーザーの長谷川健太(@kenta_sucretier)さんが2024年11月5日に投稿した写真だ。
ご覧の通り、写っているのはキレイなバラの花。
薄い色合いの花びらは、白と紫のグラデーションでなんとも美しい。
画面越しにフローラルな良い香りが漂ってきそう、なのだが……。
どうして、ここで撮影したんだろう。ハイチュウが一緒に写り込んでしまっているではないか。それも、パッケージと剥き身の両方が。
せっかくなら、花瓶にいけてあげたほうが……と、思いきや。長谷川さんは、写真にこう添えている。
「これ。ハイチュウ。作った。薔薇。」
……えっ? えぇぇぇ!? このバラ、ハイチュウでできてるの!?
「皆にもできるんだよ」
実は長谷川さんは、自身が制作したケーキやお菓子をX上で公開している、フリーランスのパティシエ。
砂糖を使って花や小物など様々なものを再現する、シュガークラフトという作品も手掛けており、「凄い」「きれい」といった声が寄せられる一方で、「自分には出来なそう…」「凄すぎて雲の上の存在」などのコメントもあったという。
そこで、2年ほど前に自身のアトリエで作った作品が、〝ハイチュウのバラ〟だった。
「少しでも身近に感じてもらえたら、皆にもできるんだよと。パティシエになったらこんなこともできるんだみたいな楽しさを共有したくて、ハイチュウという身近なものを題材にしました!」(長谷川さん)
長谷川さんの言う通り、〝ハイチュウのバラ〟が出来るまでの手順はとてもシンプル。小さく丸めたハイチュウをラップで挟んで指で押し伸ばし、それを巻き付けてバラの形にしていくだけだという。
「慣れてると15分くらいで1輪できます! 意外と簡単に作れて楽しいので、ぜひ皆さんにもやってみていただきたいです!」(長谷川さん)
たしかに、特別な材料を用意したり、それらを混ぜて何かを作ったりする必要がない分、お菓子作り初心者でも気軽にチャレンジできそうだ!
種明かしをされなければまず本物と信じてしまう「ハイチュウのバラ」には、X上で19万件を超えるのいいね(9日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「なんか…すごく…花弁が分厚いタイプの生き生きとしたバラに見える…」
「葉擦れができているところとか、本物みたい」
「錬金術師かなにかですか?」
「プロポーズに使えるクオリティじゃない?」
配信: Jタウンネット
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