秋はカワハギの肝が白く、大きく育つ魅力的な季節。しかも、今回狙う神奈川県三浦半島長井沖のカワハギは比較的スレていないと言われ、数も期待できるとのこと。ハイシーズンのカワハギ釣りを堪能するべく、長井港は『儀兵衛丸』へ。午前・午後に分けて、ショートカワハギ船2便を実釣レポート!
ショートカワハギ乗合、7時&11時30分出船(1日2便)
長井港『儀兵衛丸』は同港の目の前に店舗を構え、通年カワハギやイカ狙いで乗合船を出船する老舗船宿。今回乗り込んだショートカワハギ乗合は、7時と11時30分の1日2便出船。記者はまず7時に乗り込むべく6時頃に現着した。
受付を行うために船宿に入ると、大女将をはじめとするスタッフの皆さんが暖かく迎えてくれた。アットホームな雰囲気の、感じの良い船宿だ。乗船名簿を記入し、乗合料金を支払う。
このタイミングで餌のアサリ(剥き身)や仕掛けなども購入できる。貸し竿が必要であれば、同様に申し出よう。氷を1袋もらって、ショートカワハギ船の『儀兵衛丸』に乗り込んだ。
ハリは小さめと大きめを使い分け、オモリは25号と30号を用意
梶ヶ谷泰宏船長によれば「今年は10月初め頃から、釣れれば20cm超の良型主体!数も伸びて半日で2ケタ!ということもしばしば。釣り場は水深10m前後の浅場で、引きはダイレクトだからたまりません!竿がひん曲がり、ハリス切れも多発していました。そのタイミングでは大きめのハリが良かったのですが、その後、前年に生まれた20cm弱の魚が多く交じるようになったため、現在は“小さめのハリ”と“大きめのハリ”を状況次第で使い分けていくのが良さそうです」。
この時期はあまり深場は狙わないとのこと。だが、潮流が速いことが多いので、オモリは25号と30号を用意しておいてほしいとのことだ。
配信: 釣りビジョンマガジン