包丁の正しい研ぎ方知ってる?絶対に損しない豆知識を紹介!

包丁の正しい研ぎ方知ってる?絶対に損しない豆知識を紹介!

11月にガルビィプラスでよく読まれた記事を3つ紹介!
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①包丁の正しい研ぎ方知ってる?絶対に損しない豆知識を紹介!

新潟県の三条市や燕市は日本有数の刃物の産地。
その燕市を拠点とする包丁メーカー「藤次郎」では包丁の製造過程を見学できる。
アクリル板こそあるが職人との距離が近く、見応えがあると評判のオープンファクトリーだ。
そんな工場で、包丁づくりの工程や研ぎ方を学んできた!

藤次郎オープンファクトリー
包丁製造工程を間近に見られる貴重な施設。
原点でもあるフルーツナイフの製作体験や包丁の研ぎ直し講座もあるので、ガイド付き工場見学とともに予約しよう(前日までに要予約)。

新潟県燕市吉田東栄町9番5号
0256-93-4195
見学無料 日曜・祝日休館営業時間10〜18時(工場見学〜17時)

包丁には「打刃物」と「抜刃物」がある

鍛冶職人による「打刃物」
高温の炉で熱した金属を打ち鍛えて形を作っていくのが「打刃物」。
ハガネを鍛えることで、より硬く粘り強いハガネになる。
日本刀などの製造から受け継がれてきた伝統ある製法でまさに職人仕事だ。

ただ、打てばいいというものではない。
打つ回数や温度などの制約が多く、鍛えながら最適な形を生み出している。

大量生産を可能にする「抜刃物」
金型を用いて板材をプレスし、利器材(鋼材メーカーがハガネと異種材を接合した金属)から包丁の形に抜く「抜刃物」。
国内生産の9割以上を占める洋食器作りをルーツとする燕市らしい製造法だ。

均一で品質のよい包丁を効率よく生産することができるが、金型は高額なため少量生産では採算が取れずに大量生産が必須。

少量ならレーザーカット
レーザー光線で切り抜くレーザーカット。
金型を作らなくていいので少量のオーダー品や試作品でも作りやすくなったという。