「乳がん発見のきっかけは“友人のお土産”でした」大バズリ女優・赤間麻里子54歳、闘病体験を語る

「乳がん発見のきっかけは“友人のお土産”でした」大バズリ女優・赤間麻里子54歳、闘病体験を語る

SNS総再生回数15億回を誇る、映像制作ユニット「こねこフィルム」によるショートドラマ。その中でも特に注目を浴びている『年齢確認VSプライド』(シリーズ2億回再生)にマダム役で出演しているのが、俳優の赤間麻里子さん。作品の中で見せた「17歳」の演技があまりにもリアルで可愛らしいと話題を呼んでいます。

今回女子SPA!では赤間さんにインタビューを実施。俳優を目指したきっかけや影響を受けた人物、さらに今後の野望について聞かせてもらいました。

映画好きな母の影響で、映画俳優に憧れを抱く


――俳優を志すようになったきっかけを教えてもらえますか?

「もともと母が映画好きだったので、一緒に見させられていたんです。いつも横で『グレース・ケリーのドレスが……』『ヒッチコックの演出が……』とか、講釈を聞かされているうちに銀幕のスターに憧れを抱くようになりました」(赤間麻里子さん、以下「」内同)

――最初は映画俳優の道を目指したのですね。

「でも『ウエストサイドストーリー』を見てミュージカルってカッコいい! の方向になりまして。ミュージカル科のある学校に進学し、ニューヨークに行って歌とダンスを習って、本格的に勉強していたんですよ。ただ、これは私の中での感覚なのですが、当時の日本のミュージカルはお芝居に入るとトーンダウンする印象があって、まずは芝居を学ばなければ始まらないと考え、ミュージカル科を中退し、仲代達矢さんが主宰する無名塾に入門したんです」

俳優を辞めて、子育てに専念した「その後」

――あの“演劇界の東大”と言われる無名塾の出身だったのですね! どれくらい在籍していたのですか?

「毎日通っていたのは塾生の3年間でしたが、籍は10年置いていました。初めて出会ったプロの俳優が仲代さんだっただけに、自分自身がここまで行けるのか不安はずっとあったんです。結婚を機に無名塾を辞めて、その後はフリーで舞台をメインに活動していました」


――子育ての最中も俳優の仕事は続けていたのですか?

「ゼロではありませんでしたけど、ハッキリ言って売れてはいませんでしたね。結局、一旦は辞めて子育てに専念することにしました。子育てをやり切った後に演技への想いを忘れてしまっていたら、それまでかな、と。才能がなかったということだと思うことにしたんです」

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