「離乳食、いつから始めるのがいい?」赤ちゃんの様子でわかる“始めてOK”な5つのサイン【管理栄養士】

「離乳食、いつから始めるのがいい?」赤ちゃんの様子でわかる“始めてOK”な5つのサイン【管理栄養士】

1日1回、ゴックンする練習からスタートします

離乳食は、1日に食べる回数やメニュー数、食べ物のやわらかさ、栄養バランスと献立の考え方など、赤ちゃんの成長に合わせて、徐々にステップアップしていきます。

離乳食を始めて最初の1週間は、1日1回、炭水化物源の基本となる米がゆ(10倍がゆ)を食べさせます。大人のひざの上に座らせて、ゴックンと飲み込む練習からスタート。スプーンは赤ちゃんに見えるように、真正面から差し出し、赤ちゃんの下唇の上にスプーンを置いて、上唇で取り込むのを待ってみて。赤ちゃんが自ら上唇を閉じたら、スプーンを引きます。最初は上手に飲み込めず、口の端からはみ出すこともありますが、気にしなくてOK。声をかけながら、楽しい雰囲気で食べさせることが大事です。

監修/太田百合子先生 写真/もろだこずえ スタイリング/大関涼子 取材・文/ひよこクラブ編集部

離乳食の始めどきと始め方について、参考になりましたか? 離乳食を食べてくれなくてもあせらず、赤ちゃんの様子を見ながら、楽しい雰囲気で食べさせてあげましょう。離乳食を始める前に知っておきたい、食物アレルギーのことなどもチェックして、適切な時期に始められるようにしましょう。

参考/『中期のひよこクラブ』2024年秋号「新米ママ・パパのための離乳食の始め方・進め方超入門」

●記事の内容は2024年9月の情報で、現在と異なる場合があります。

監修者
太田百合子 先生
PROFILE:管理栄養士東京・こどもの城で長きにわたり乳幼児の栄養指導を行う。現在は東洋大学などの非常勤講師、指導者や保護者向け講習会講師、NHK子育て番組出演や育児雑誌などの監修を務めている。「ひよこクラブ」本誌の離乳食特集の監修も多い。日本食育学会代議員、東京都小児保健協会理事。モットーは「わかりやすい栄養相談」、研究テーマは小児肥満、離乳食、幼児食。

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