運命の「時計」を手に入れたい。とはいえ、どう選べばよいのか分からない……という大人のために、あなたを輝かせてくれる価値ある1本との出合い方、プロに教えてもらいましょう! スタイリスト・安西こずえさんと時計ジャーナリスト・野上亜紀さんに選んでもらいました。
ROLEX
〈オイスター パーペチュアル GMTマスター Ⅱ〉[ケース径40㎜、オイスタースチール、自動巻き]¥1,540,000(ロレックス/日本ロレックス)
こずさん(安西こずえさん)が初めて自分で購入した腕時計GMTマスターの新作モデル。
Grand Seiko
〈ヘリテージコレクション SBGW299〉[ケース径36.5㎜、SS、手巻き]¥737,000(グランドセイコー/セイコーウオッチお客様相談室)
1967年に誕生したブランドのデザインのルーツともいえるモデル・44GSが、実用性に沿って現代的に進化。
BREITLING
〈ナビタイマー オートマチック 36〉[ケース径36㎜、SS、自動巻き]¥698,500(ブライトリング/ブライトリング・ジャパン)
1952年にパイロットのために誕生したナビタイマーが、ビーズ装飾のベゼルが印象的な36㎜サイズに。
CHANEL
〈マドモアゼル J12 クチュール〉[ケース径38㎜、高耐性ブラック セラミック×SS、自動巻き]¥2,596,000(シャネル・数量限定)
マドモアゼルの後ろには、5分間で1周するトルソーやハンガーなどクチュールのモチーフたちがゴールドで描かれたディスクが!
HERMÈS
〈エルメス カット〉[ケース径36㎜、SS、自動巻き]¥1,024,100(エルメスジャポン)
野上さんが「作り手の意気込みを感じられ、この先エルメスを代表するアイテムになる」と太鼓判を押す新モデル。全8色あるラバーのストラップに交換して楽しむこともできます。
Tiffany & Co.
「ティファニー ハードウェア」[ケース径24.5㎜、RG×DIA×ホワイト マザー オブ パール、クォーツ]¥4,455,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)
ベゼルにセットされたパヴェダイヤのリュクス感も♡
JAEGER-LECOULTRE
〈レベルソ・クラシック・スモール〉[ケース径35.78 x 21㎜、K18PG、アリゲーターストラップ、手巻き]¥ 2,310,000(ジャガー・ルクルト)
スライドして回転させるケースが唯一無二な、知的で、そしてクラシカルな名品。
VACHERON CONSTANTIN
〈オーヴァーシーズ・オートマティック〉[ケース径35㎜、PG×DIA、カーフレザーとラバーのストラップが付属、自動巻き]¥8,316,000(ヴァシュロン・コンスタンタン)
こずさんも一目置く世界最古の高貴な時計メゾン。
CARTIER
〈ベニュワール〉[ケース径24.6×18.7㎜、PG、クォーツ、ミニモデル]¥2,032,800(カルティエ/カルティエ カスタマー サービスセンター)
小さなケースのバングルタイプは、ジュエリーライクに装えるのが嬉しいところ。オーバルをベースにした無駄のないラインが、クラシカルにも、モダンにも映えて。1点身に着けるだけで主役級。
AUDEMARS PIGUET
〈ロイヤル オーク オートマティック〉[ケース径34㎜、SS×PG、50m防水、自動巻き]¥4,070,000(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
華奢な女性の腕でもフィットしやすい34㎜フェイス。ギラッとし過ぎず、着けてみると意外と上品。ダイヤのジュエリーと合わせても、負けず劣らずの存在感。
PATEK PHILIPPE
〈カラトラバ 4997/200〉[ケース径35㎜、WG×DIA、サファイヤクリスタルバッグ、3気圧防水、自動巻き]¥6,120,000(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)
美しい光を受けて表情を変える文字盤の輝きとツヤ感。波形のギヨシェ装飾にミッドナイトブルーのラッカーを何層にも施していて深みあるツヤめきが生。カーフスキンストラップも、サテンのような質感。
PANERAI
〈ルミノール ドゥエ パステロ〉[ケース径38㎜、ステンレススチール、パワーリザーブ3日間、50m防水、自動巻き]¥1,111,000(パネライ/オフィチーネ パネライ)
“パネライ”って分かる、肉厚なビッグサイズ。グラデーションが美しい新色のブルーのシンプルなフェイスは、どんなコーデにも合わせやすそう。
FRANCK MULLER
〈ロングアイランド〉[ケース径32.5×23㎜、PG、クォーツ]¥2,189,000(フランク ミュラー/フランク ミュラー ウォッチランド東京)
ブランドのシンボルである、カーブのかかった曲線がとにかく優美。遊び心あるインデックスのビザン数字ですが、時計のテーマ自体はアール・デコ。クラシカルなレクタンギュラーウオッチのたたずまいは、トラッドながらも個性を求める方にオススメ。
スタイリスト・安西こずえさん
卓越したスタイリングセンスで俳優やモデルからの指名も絶えない、ミューズ誌面でもおなじみの超人気スタイリスト。ブランドコラボレーションなども多数手がける。愛称はこずさん!
時計ジャーナリスト・野上亜紀さん
時計・宝飾ジャーナリスト。時計専門誌や女性誌、ライフスタイル誌など幅広い媒体で編集と執筆、そして講演活動などに携わる。スイスのウオッチ&ジュエリーフェアや現地工房取材などの海外取材歴も多数。
styling:KOZUE ANZAI supervision:AKI NOGAMI
※素材の略号:SS=ステンレススチール、RG=ローズゴールド、DIA=ダイヤモンド、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールド
otona MUSE 2024年8月号より
配信: オトナミューズウェブ
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