【保育士解説】ワンオペ育児、みんな乗り越えているなんて嘘「我慢しないことの大切さ」

【保育士解説】ワンオペ育児、みんな乗り越えているなんて嘘「我慢しないことの大切さ」

家事や育児の大変さを表す言葉として「ワンオペ育児」が話題となっています。ワンオペとは「ワンオペレーション」の略で、家事や育児を1人でこなすこと。毎日家事や育児に追われ、いわゆるワンオペ育児に「気力も体力もヘロヘロ!」という人も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では保育士の私が、ワンオペ育児が与える負担や、毎日を乗り越えるコツをご紹介します。

「ワンオペ育児」に基準なし!人と比べないで

ワンオペ育児に基準はありません。また「ワンオペだ!」と感じる基準も人それぞれです。保育士としてさまざまな方を見てきていますが、どんな方にもその人なりの大変さがあります。

ワンオペのさなか「みんな大変」と心の奥ではわかっていても、疲れているときは、以下のような考えで人と比べてしまう瞬間もあるかもしれません。

・パートナーが土日休みなんてうらやましい

・実家が近いならワンオペとは言えない

・保育園に預けているなら育児の負担は少ないはず

・仕事していない人は時間に余裕があるはず

・子どもが1人なら2人より大変ではないはず

しかし、人と比べることで、自分にとって良いことはありません。自分に対しても「まだもっと大変な人がいるから弱音は吐けない」などと厳しく考える癖がついてしまうかも。周囲の人と自分を比べて「あの人よりは大変」「あの人よりは楽をしている」などと考えず、よく頑張っている「自分」への労いに気持ちを向けましょう。

自分が大変だと思ったら「大変」なのです。完璧を目指さず、自分を大切にねぎらい続けることが、ワンオペ育児をなんとか乗り越える一つのコツだと思いますよ。

記事作成: ママリ編集部

(配信元: ママリ

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