結婚式当日、新郎が胃腸炎で欠席するハプニング…→式場スタッフの“粋な計らい”に感涙!

結婚式当日、新郎が胃腸炎で欠席するハプニング…→式場スタッフの“粋な計らい”に感涙!

新婦のみでの結婚式がスタート。参列者の反応は?

「開始1時間前になり、夫からは『本当にごめんなさい。2人で準備も頑張って、みんなわざわざ来てくれるのに、申し訳ない』と電話が来ましたが、スタッフさんと急いで打ち合わせをして新婦とゲストの歓談メインの式にしようとなりました。受付で、新郎が体調不良だということを伝えることから始まり、両家の親族にも夫から連絡がきていたようで、夫のご両親からも何度も『奈津ちゃん、本当にごめんね。』と声を掛けていただきました。

一人で歩くバージンロードは寂しさもありましたが、参列者の方々が精一杯盛り上げてくれたので、最後まで笑顔で歩くことが出来、夫の体調不良を『あいつ大事な時になにやってんだよー!!』と愛のあるイジりで場を和ませてくれた夫の友人、職場の方々の声にも本当に救われました」

 挙式では堂々と歩くことで何とか頑張れたという奈津さんですが、披露宴は時間を持て余さないか、盛り上がらないのではないかと、内心不安だったようです。

夫の友人の粋な計らいに大感動


「不安な中での披露宴でしたが、入場のときの拍手がとてもあたたかく、私はそれだけで泣きそうになってしまいました。最初の挨拶も夫不在ということで私が直前に考えて読み上げましたがこの時は“可哀想だと思われたくない”という思いが強かった気がします。

歓談を長めに設けることで親族や友人、職場の方ともたくさんお話することができ、夫の友人の一人が『みんなスマホで祐樹の顔をアップにして写真に写してやろう!』と提案してくれ、写真撮影の際は、スマホ内の画像ですが夫も一緒にいるようなショットを撮りました」

 奈津さんは、初めてお会いした夫の友人が本当に優しくて感動した、と言っていました。

「私たちの式では友人の余興は予定していなかったのですが、歓談中に急に会場の照明が消え、夫の友人がサプライズで歌を歌ってくれたことに驚きました。後から聞いたのですが、体調が悪い中、夫が友人と式場になんとか連絡をとってくれて、シンガーソングライターをしている夫の友人が急遽歌を歌ってくれたようでした。カラオケ大会のようにワイワイとした雰囲気になり、続けて私の友人も歌ってくれ、最後には義父まで一曲披露してくれるという流れで、会場はとっても盛り上がりました。これは本当に予想外で心が温かくなりました」

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