なぜ「“3児の母”ママタレ」に人気が集まるのか? 藤本美貴・横澤夏子に、近藤千尋も絶好調

なぜ「“3児の母”ママタレ」に人気が集まるのか? 藤本美貴・横澤夏子に、近藤千尋も絶好調

3児の母には、他人の目を気にしない強さがある?

またその知人は「3児の母は達観しているので誰に対してもマウントすら取らない」と話します。「1人っ子だと子育てがラクそう」と自身の頑張りを軽んじて見られることも多いので、「そんなことはない! 1人だって大変!」と声高に言いたくなる1児の母や、「1人より2人のほうが大変」という意識を持ちつつも、「3人産み育てられるのは恵まれた環境にいる人だけ」と嫉妬にも近い感情を覚える2児の母が周囲に珍しくないそう。

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しかし子どもによる個体差から子育ては人それぞれであり、その正解のなさも、他人からの批判や評価に揺れ動く無意味さも、体験を通して知っているのが3児の母。誰かと自分の家庭を比べたり他人からどう思われようといちいち気にしたりしない強さがあるように思えるのだそうです。これには、実母のように頼りがいのある3児の母のママ友が数人いる筆者も同感しています。

子ども4人以上になると「親近感」より「すごすぎる……」

先述の辻希美さんは、再評価が上がっているママタレの1人です。しかし辻さんに関しては20歳で第1子を出産していて一番上の子がもう高校生だったり毎日大家族のために料理を手作りしていたりと、そのタフさや努力ぶりは一般人とは少し距離があるのでしょう。3児の母ほどの親近感はなく、もはや「辻ちゃんすごすぎる」として神格化されている印象です。

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芸能界を引退した黒木啓司さんの妻で、実業家の宮崎麗果さんも今年9月に第5子を出産しました。このように4人、5人と出産している芸能人も少なくありません。しかし4人以上までいくと「芸能人はお金があっていいな」とママタレに必須の親近感は薄れていき、異次元の存在になりやすい傾向は否めません。

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