1.環境の変化
猫によってどんな環境の変化が原因になるかは違いますが、引っ越しや新入り猫のお迎えといったストレスによって家出してしまうことも有り得ます。
完全室内飼いの猫にとって家は自分の縄張りです。それが引っ越しをすることによって『ここは自分の縄張りじゃない!』と認識してしまい、元の縄張りに帰ろうとしてしまったりすることもあるのだとか。
また新入り猫との相性が悪い場合、先住猫が新入り猫を追い出そうとしてしまうこともあります。逆に新入り猫のほうが気の強い性格をしている場合は先住猫を追い出そうとしてしまうことも。
どちらにせよ、猫にとって『自分の居場所がなくなった』と感じてしまうと、家出につながりやすくなってしまいます。そういった環境の変化がある場合、飼い主さんのほうも配慮できるよう気を配ってあげてくださいね。
2.ドアや窓の閉め忘れ
飼い主さんがうっかりドアや窓を閉め忘れてしまうことってありませんか?「ちょっと郵便物を取りに…」という時に、玄関のドアを開けっぱなしにしておくと、飼い主さんについて行こうとして、愛猫も外に出てしまう可能性があります。
また、窓のほうも網戸があるからと油断していると、自分で網戸を開けたり破って外に出てしまうという猫も結構多いのだそうです。
窓には必要以上に開かないようロックをかけるなど工夫する必要がありますし、玄関のドアを開ける際には猫を別の部屋に入れておいたり脱走防護柵を設置するなどの対策も必須でしょう。
配信: ねこちゃんホンポ