NHK『あさイチ』で紹介していた「鶏じゃが」と「春菊おかかあえ」。なんとこの2品、1枚の耐熱皿の1回だけのレンチンで同時に完成するんです。耐熱皿にじゃがいもと鶏肉、調味料を入れ、その上に春菊をバサッとのせてレンチンするだけ。しかも、春菊によって鶏肉が蒸されてやわらかくなり、臭みもとれ、春菊には鶏肉の旨味が移っておいしさもアップするという、簡単なだけじゃない、理にかなったすごいレシピなんですよ。
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電子レンジで同時に2品完成!「鶏じゃが」と「春菊おかかあえ」の材料と作り方
【材料】2人分
鶏もも肉(唐揚げ用)…200g
じゃがいも…2個
春菊…100g ※白菜でもOK(白菜の場合は150g)
しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ2
ゴマ油…小さじ1
めんつゆ(3倍濃縮)…小さじ1
かつお節…2g
【作り方】
1. じゃがいもは皮を剥き、芽を取り除いてひと口大に切ります。
2. 耐熱容器にしょうゆ、みりんを入れて混ぜ、鶏もも肉を加えて絡めます。鶏もも肉は、唐揚げ用の切ってあるものを使うので、そのまま使えて楽チン♪
3. 2にじゃがいもを入れ、下味がついた鶏肉をじゃがいもの上にのせます。丁寧にやると面倒なので、だいたいでOK!とのこと。
4. さらに3に春菊を切らずにのせ、ふんわりラップをして、電子レンジ(600W)で15分加熱します。500Wなら18分加熱。
わが家の電子レンジは600W加熱が出来ないので、500Wで加熱することに。
…すると、加熱して13分ほど経ったところで、バチバチという音が!電子レンジを覗いてみると、調味料が器の外に少し吹き出していました。
ラップを外してみると…。
鶏肉は火が通りすぎて硬くなるギリギリ、春菊はかなりクタクタ(笑)。加熱しすぎたみたいです。
レシピに従うと、500Wなら18分加熱のはずですが、5分も早い13分でご覧の状態。電子レンジによって火の通り具合が変わると思うので、加熱時間は様子を見ながら調整する方がいいと思います。
加熱しすぎた感もありますが、今回はこれでOKとします。
5. 器にゴマ油、めんつゆ、かつお節を入れて混ぜ、そこに、4の春菊をキッチンばさみで食べやすい大きさに切って入れ、和えれば「春菊おかかあえ」の出来上がり。
今回使った春菊は短くて、キッチンばさみで切る必要もなさそうなので、カットはしませんでした。
「鶏じゃが」はレンチンした耐熱容器のまま食卓へ…とのことですが、調味料が飛び散っていたので、今回は別のお皿に盛り付けることに。
これで2品の完成!
調理時間は16分でした。包丁で切ったのはじゃがいもだけ。洗い物が少ないところも素敵です。
しょうゆとみりんの甘じょっぱい香りが食欲をそそります。
では、鶏じゃがからいただきます!
おお~、ちゃんと出来てる~。鶏肉は少し加熱しすぎた感じもしますが、ふっくらしてやわらかいです。上出来、上出来。
春菊と一緒にレンチンしたので、鶏肉に春菊の爽やかな風味がほんのりついて、味わい豊か。おいしいです。
じゃがいももほっくりやわらか。みりんとしょうゆのシンプルな味付けながら、鶏肉の旨味と春菊の風味が加わって味に奥行きがあります。
続いて、「春菊おかかあえ」。
春菊はけっこう、いや、かなりクタクタ(笑)。食感はちょっとやわらかすぎますが、味は問題なし。ゴマ油とめんつゆ、かつお節と和えただけですが、鶏肉と一緒に調理したことで、鶏肉の旨味とコクもプラスされ、こちらも味わい深くなっています。
一緒に調理することで、時短出来るだけでなく、それぞれの味もおいしくなるというすばらしい相乗効果です。
ただ今回は、鶏肉にも春菊にも火が通りすぎたところがちょっと残念。電子レンジ600Wの場合も、500Wの場合も、まず10分ほど加熱して、一旦、様子を見てから加熱時間を調整すると、”加熱しすぎ”を防げるかなと思います。
1回のレンチンで同時に主菜と副菜が完成する、「鶏じゃが」と「春菊おかかあえ」。作ってみてはいかがでしょう。
配信: あたらしい日日
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