じつは避けたほうがいかも!?野菜のプロが教えるキノコのもったいない食べ方3選

じつは避けたほうがいかも!?野菜のプロが教えるキノコのもったいない食べ方3選

1種類だけで食べるのはもったいない!

ここまでキノコの旨味についていろいろと説明をしてきましたが、じつはキノコが持つ旨味成分は、1種類ではありません。「グアニル酸」や「グルタミン酸」といった成分の名前を聞いたことがある人もいると思いますが、1つのキノコにそういった複数の成分が含まれる場合もあれば、たとえばシメジとシイタケでは成分量が異なるなど、さまざまです。

そのため、キノコ料理にはぜひ複数種類のキノコを使ってください。というのも、旨味成分には相乗効果があり、1+1が2ではなく3以上になるという具合に、いっしょに調理するときに含まれている旨味成分の種類が多ければ多いほど、どんどんおいしくなるのです。

優等生なキノコの「もったいない」を減らそう

キノコには旨味成分となるアミノ酸のほか、ビタミンBやビタミンD、食物繊維、カリウムなどが含まれていて、栄養豊富な「優等生」の食材です。一方で、水で洗ったり、短時間で加熱したりなど「もったいない」食べ方によって、その旨味や栄養の恩恵を十分に受けられないことも…。今回ご紹介したポイントをおさえて、キノコを存分に味わいながら、栄養もしっかり摂取してくださいね。

■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。

編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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