「救急車搬送センターに住む老猫」追放の危機を救ったのは、人々の熱意と支援だった 英国

「救急車搬送センターに住む老猫」追放の危機を救ったのは、人々の熱意と支援だった 英国

英国ロンドンの救急車搬送センター。ここには、16年間住み着いて職員とも仲の良い老猫がいます。このほど経営トップはこの猫を移送して、里親へ引き渡す決定をしました。これに対し、多くの人々が反発したのです。

人々の反発を受け、決定が撤回される

画像はイメージです

こうした強い反発を受け、2024年10月半ばにLASの最高責任者はDefibをそのままセンターにとどまらせることを決めました。

Daniel Elkeles最高責任者は次のように話しています。

「猫のDefibに関するみなさまのご意見を素直にうかがいました。経営陣は、この猫にとっても職員にとっても最善の意思決定をしようと努力していたのは確かです。でも一般の方や多くの職員の意見にもっと耳を傾けることとし、Defibが今後もセンターに残ることに同意しました。この猫はセンター職員にとても愛されているだけでなく、明らかに広く一般の人々の心もつかんでいるようですね」

Defibはこれからもセンターで過ごします。みんなに愛されて、おだやかで幸せな老後を送ることでしょう。

出典:
Campaigners save ‘much-loved’ elderly cat who called ambulance station home from eviction
Protest as Defib the cat faces eviction from London ambulance station after 16 years

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