粗品が松本人志の復帰に唯一“ケチつけ”もマイルド化やむなしか 背景に1カ月前の“激烈コキ下ろし”!

 お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志に“噛み付ける”のはこの人しかいない?霜降り明星・粗品が11月11日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、性加害報道をめぐる文藝春秋社への訴訟を取り下げ、芸能活動再開が囁かれる大先輩に物申している。

 粗品は時事ネタを斬る人気企画「1人賛否」で松本の裁判終結を取り上げ、まずは松本側と文藝春秋社側の双方の声明を紹介。松本にとっては重要な争点だった、“性的行為強要の有無”を証明する物的証拠がないことが確認され、裁判が長引くことによる関係者への影響を考慮して終結に至ったことなどが発表されている。

 ネットでは松本の復帰について様々な反応が上がっている状況で、粗品は、「Xでもう日々激論なんですよ。賛も否も激烈極論やねん、これ。すごい火力なんですよ」とし、松本との過去の共演エピソードを振り返りながら、「いったんは終結したということで、お疲れ様でしたぁ」とねぎらう一方、「ただぁ!」「まだ、ちょっと復帰早ない?」と首を傾げて疑問視した。

 さらに「恩はあるし、“(過去の共演番組で)褒めてもらって嬉しい”みたいなのもあったんですけど、復帰早いかぁ、ちょっと」とストレートに述べ、「ごめん、あの、普通にどんぐらいイジっていいの?後輩は困惑してますよ、松ちゃん」と苦笑。また、現在の自身の毒舌スタイルは松本からの「もっとイヤなヤツになってもいいんちゃうか?」という言葉がキッカケだったといい、「覚えてる?松ちゃんやからな、今のオレがこんなんなってもうたん」と語りかけていた。

 松本が訴訟の取り下げを発表して以降、同じ吉本興業では小籔千豊やオズワルド・伊藤俊介、そして、同世代のさまぁ~ず・三村マサカズなどがそれぞれ松本寄りのコメントを残す中、現時点で復帰を時期尚早だと“ケチをつけた”のは怖いもの知らずの粗品だけではある。

「これだけでも十分に粗品の毒舌芸が冴え渡っていることが伝わるものの、10月14日公開の『1人賛否』では、松本と思しき対象に向けて、より過激な言葉を吐いていました」(テレビ誌ライター)

 ロケバス内で女性に性的暴行を加えた容疑で書類送検された元ジャングルポケット・斉藤慎二についての話題から派生した際に、粗品は「違う人でもさぁ、性加害か性加害じゃないかが論点になってて、それを“裁判で争います”って言ってて、活動休止してるヤツとかも他にもおったりするけど。いや、その不倫してるから、そもそもじゃあ復帰するかは知らんけど、もうお前、人のことツッコんだりでけへんよとは思うなぁ」と苦言を呈したのだ。

「さらに『復帰するか知らんけど、不倫してる時点で、やれるお笑いの幅めっちゃ狭まるで?』と警告しつつ、『イジられるしかないねんから、アンタもう。人のことバカにしたり、人のこと上からマウントとったり、スカしたり、そういうMCしたり、若手に愛の無い進行したり、もうできへんで? なっ、“お前、不倫しとんがな!”って言われるだけですから』とまでコキ下ろしていたんです。ネットには『性加害の裁判で活動休止してるMCクラスって松本以外に存在せんやろ』との声が出ていました」(前出・テレビ誌ライター)

 この発言から1カ月も経たずに松本の訴訟が終結したことは、粗品にとっては想定外だったかもしれない。今回の動画内では復帰の早さを指摘したものの、同時に“松本への恩”をアピールするなど、全体的にややマイルドになっていることは否めないだろう。

(木村慎吾)

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