子どもの声は騒音? いえいえ文部科学省、長野県も応援しています!
子どもの遊ぶ声が騒音と捉えられ、公園が廃止されたり、子どもの行動が制限されることが増えています。子どもが「自由にのびのび遊ぶ」当たり前の様子は既に、絶滅危惧状態です。
一方で、やすおか村では「子どもの声を聞くと元気になる。もっと賑やかにして!」と村のお年寄りから声をかけられます。また「都会の子どもたちに食べさせて」と野菜をキャンプのために持ってきてくれることも。子どもたちとの関わりが、村のお年寄りの元気につながっているのです。
「信州こども山賊キャンプ」は村はもちろん、文部科学省、長野県、長野県教育委員会などの後援もいただいています。
全てを自分たちで決定し取り組む、「子どもが主役のキャンプ」
「信州子ども山賊キャンプ」は、「子どもが主役のキャンプ」。キャンプの全てを子どもが決定し、自分たちで取り組みます。
期間中のプログラムは「山賊会議」と呼ばれる子どもたちの話し合いで決め、食事も材料を渡されてグループで自由に作ります。時計がないため、「ご飯ができたらいただきます。
片付け終わったら遊びの時間」へと子どもたち次第で変化します。それによって一つとして同じキャンプにならないこと、なにより学年が上がり、できることが増えれば増えるほど子どもたちの活躍の場が広がり、来るたびに子どもが自分の成長を実感できることが、子どもたちをひきつける魅力となっています。
子どもの主体性、協働力、創造力、対話の力を育てるキャンプとして、これまで「読売教育賞」「オーライ!ニッポン大賞」「地域づくり総務大臣表彰」など数々の賞を受賞してきました。
配信: マイナビ子育て