脂がプルン♡笠原将弘さんの「煮鶏」作ろう!余熱調理で厚めに切っても柔らか~♡淡~い醤油味なの

脂がプルン♡笠原将弘さんの「煮鶏」作ろう!余熱調理で厚めに切っても柔らか~♡淡~い醤油味なの

リーズナブルで食べ応えのある鶏むね肉は、家計のお助け食材!食材の値上げが続きそうなので、おいしい鶏むね肉料理をマスターすべく、今回は『みんなのきょうの料理』のレシピ検索で見つけた「煮鶏」に挑戦!レシピ考案者は、東京・恵比寿の人気和食店「賛否両論」の店主、笠原将弘さん。定番料理の「煮鶏」ですが、笠原さん流は鶏むね肉を両面焼いてから余熱で仕上げます。しっとり食感になるようなので、さっそく作ってみよう♪

【ワンパン調理】30分焼き付ければ優勝♪肉塊がしっとり♡「一度作れば忘れないチャーシュー」に挑戦!


焼いてから煮るのがポイント!笠原さん流の「煮鶏」を作ってみた!

余熱で中まで火を通すので、レシピには書かれていませんが、事前に鶏むね肉を常温に戻しておくのがおすすめです。

【材料】(鶏むね肉1枚分)
鶏むね肉…1枚(200g)
水…250ml
酒…50ml
しょうゆ…50ml
砂糖…大さじ1と1/2
塩…少々
サラダ油…大さじ1

1. 鶏むね肉の両面に塩を振って、しばらくおきます。

塩を振ると鶏むね肉から余分な水分が出て、臭みなどを取り除けますよ。

5分ほどおいて、キッチンペーパーで水分をしっかりと吸い取りました。

2. フライパンに油を引き、中火で熱します。皮面を下に置いて、焼き色が付くまでじっくりと焼き、ひっくり返して身側にも焼き色を付けます。

笠原さん流の「煮鶏」は、両面に焼き色を付けるのがポイント。皮が反らないよう、フライ返しで押さえながら3分ほど焼きました。

3分焼いてひっくり返すと、皮にこんがりとした焼き色が♪反対の面も、フライ返しで押さえながら3分ほど焼きました。

身側を見てみると、こちらもこんがりとした焼き色が。皮からたくさんの脂が出るので、フッ素樹脂加工のフライパンの場合は、最初のサラダ油は小さじ1程度でもよさそう。

3. 鍋に水、酒、しょうゆ、砂糖を入れてひと煮立ちさせます。弱めの中火にして、焼いた鶏むね肉を入れて3分ほど煮ます。

酒にアルコールが含まれているので、1分ほど煮立ててから弱めの中火に。焼いた鶏むね肉を入れ、途中ひっくり返して3分ほど煮ました。

4. 火を止めてフタをし、余熱で20分ほど置いて、中まで完全に火を通します。


 

余熱調理の間に1回ひっくり返そうと思っていたのに忘れてしまい、20分経ってから皮面を下へと、ひっくり返しました。皮にも味を染み込ませたいので、今回は余熱調理を10分伸ばして火を通しました。

30分余熱で火を通した「煮鶏」がこちら。身も皮もしょうゆ色に染まっています♪食べやすい厚さに切ったら、完成です!

厚めに切ってもやわらかい♪脂身もプルンとしていてあっさりおいしい!

人気和食店「賛否両論」の店主・笠原将弘さんのレシピで作った「煮鶏」が、こちらです。今回は1~1.5cmくらいに切ると9枚に切り分けられました。

ひと切れ食べてみると、とってもやわらかくてなめらか!鶏むね肉にありがちなパサつき感を感じません♪1.5cmくらいと、やや厚めに切っても、やわらかい噛み心地♪

皮も身も焼いてから煮たことで脂っぽさが抜けていて、淡いしょうゆ味をクリアに楽しめます。見た目は豚肉で作ったチャーシューに似ていますが、鶏むね肉なのであっさり。鶏ハムにも似ていますが、しょうゆの旨味が染み込んでいて、おかず感がありますよ。

このままでも十分おいしいのですが、上品な薄めのしょうゆ味なので、他の料理にもアレンジしやすそう♪今回は鶏むね肉1枚で作りましたが、1人でもぺろりと完食出来そうなくらいの量でした。

鶏むね肉を煮込んだ煮汁は、280mlほど残りました。味見してみると、鶏肉の甘さが加わったそばつゆっぽい味わい。そこでここからは、筆者のオリジナルで、アレンジしてみたいと思います♪

残った煮汁を使って「煮鶏そば」にアレンジしてみた♪

残った煮汁はそのままでも旨味がありましたが、そばつゆにするなら、かつおの風味を加えたいところ。そこで今回は、煮汁150ml、水大さじ3、けずり粉小さじ1/3を混ぜ、そばつゆを作りました。

煮汁をそのまま使うと、関西在住の筆者には少し濃く感じました。そこで水を足したのですが、そばつゆならちょうどいいと感じる方もいそうなくらいの濃さです。

後はそばを茹でてつゆをかけ、先ほど作った「煮鶏」と、長ねぎを細く切った白髪ねぎを乗せるだけ!

余った煮汁を使った「煮鶏そば」が、こちらです♪煮汁の濃いめの色がそばつゆっぽい色なので、このためにつゆを作ったのかと思うほどの出来栄え!

薄切りにした「煮鶏」と白髪ねぎを乗せると、鴨南蛮そば風になりました。

食べてみると、鶏肉の甘さとかつおの風味が合わさって、本格的なそばつゆに大変身しています!これは、残った煮汁の活用法としておすすめです♪

薄切りにした「煮鶏」はあっさりとしていますが、そばと一緒に食べると、鴨南蛮そばを食べている気分に。白髪ねぎの爽やかな風味も「煮鶏」にぴったり!

残った煮汁と「煮鶏」のアレンジ料理として、参考にしてみてくださいね。

鶏むね肉は両面焼き+余熱調理でパサつかずにやわらかく仕上がる♪

『みんなのきょうの料理』のレシピ検索で見つけた、人気和食店「賛否両論」の店主・笠原将弘さん直伝の「煮鶏」。このお料理は、鶏むね肉の両面を焼いてから煮るのがポイントでした。

皮をしっかりと焼くことで余分な脂が出て、雑味が抜けたようにクリアな味わいに仕上がります。また、煮汁で3分煮込んだ後は余熱で火を入れるため、パサつかずになめらかな「煮鶏」になりますよ。

煮汁ごと保存容器で保存すれば、冷蔵庫で5日は保存出来るそう。ですが、鶏むね肉1枚分の「煮鶏」なら、1~2人分くらいの量なので、すぐに食べ切れると思います。

リーズナブルな鶏むね肉で、とてもおいしく作れるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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