ホテルにチェックインした後、「ウェルカムドリンク」として飲み物を提供してもらったことがある読者は少なくないだろう。
ホテル側のホスピタリティを感じられる嬉しいサービスだが……中には、こんな「危険」なウェルカムドリンクもあるようだ。
こちらは、神奈川在住のXユーザー・トモぞヴP(@TomozoP)さんが2024年11月8日に
「沖縄の東横イン、ウェルカムドリンクが強すぎてすべての旅程を破壊する気概を感じた」
という呟きと共に投稿した写真だ。
ドリンクサーバーや紙コップが置かれた、ドリンクコーナー。「Welcome Drink」と書かれたメニュー表には、「ハイビスカスティ」や「シークァーサージュース」といった沖縄らしいソフトドリンクと一緒に、アイツが並んでいる。
「泡盛(地酒)」
あ、泡盛! たしかに沖縄らしいけど、こんな度数の高いお酒をホテルに着くなり飲んだら、酔っぱらって観光どころじゃなくなっちゃうかも……。《次ページへ続く》
下手すりゃロビーでバタンキュー!?
11日、Jタウンネット記者の取材に応じたトモぞヴPさんによると、「ウェルカム泡盛」と共に到着を迎えてくれたのは、東横イン那覇旭橋駅前(沖縄県那覇市)。
一体なぜ、ウェルカムドリンクに泡盛を? 記者は12日、同ホテル支配人の長崎洋美さんにも話を聞いた。
長崎さんによると、泡盛を含むウェルカムドリンクの提供を開始したのは2023年4月。
宿泊者であれば、午後3時~午後9時の提供時間内は自由に飲むことができる。
「東横INNは那覇市内に4店舗あり、いずれも県外や海外からのお客様がたくさんいらっしゃいます」(長崎さん)
宿泊客たちに地元のドリンクを味わってもらい、沖縄の魅力を伝えたい。
ウェルカムドリンクを通してゲストとスタッフとの間でコミュニケーションが生まれてくれたらいい。
そんな思いから、泡盛をはじめとした地元のお酒、ジュースを置いているそうだ。
沖縄らしさをこれでもかと詰め込んだ「ウェルカム泡盛」に、X上では3万2000件以上のいいね(13日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「ホテルに滞在させたい気持ちが溢れてる」
「下手すればロビーでばたんきゅー…」
「到着から沖縄を最高の気分で満喫できそうですね」
なお、「東横イン那覇新都心おもろまち」でも泡盛の提供を行っているとのこと。沖縄旅行や出張の際は、要チェックだ!
〒900-0033沖縄県那覇市久米2-1-20 東横INN那覇旭橋駅前
楽天トラベルで見る
〒900-0006沖縄県那覇市おもろまち1-2-27 東横INN那覇新都心おもろまち
配信: Jタウンネット
関連記事: