3.どうでもいい人
利害関係にない人に対しては、ほとんどの場合、猫はスルーします。まるで視野に入らないかのようにそっぽを向いたままです。たとえ名前を呼ばれたとしても、いっさい反応しません。
身もフタもない言い方をすると、得するわけでもなければ損もしない相手は、猫にとってはおそらく、単なる一風景に過ぎないのでしょう。いてもいなくても構わない、いわば「どうでもいい人」です。
「どうでもいい人」から、「好きな人」に昇格するには、前述したように、遊びを含めた日々のお世話が欠かせません。自分の感情に任せてイライラしたり、怒鳴ったりは禁物。「嫌いな人」に降格するだけです。
ただ、面白いことに、「どうでもいい人」ゆえに、思わぬタイミングで猫に好かれることもあります。猫嫌いな人が無関心を装い、一定の距離を置くことで、逆に猫から安心感を持たれる、というパターンです。
みなさんの中にも、上記の出来事がきっかけで猫の魅力にハマり、愛猫家へ転身した人もいるかもしれません。
まとめ
淡々としているようで、実は、猫はまわりの状況をしっかり観察しています。人に対する判断もとても冷静です。今回は、大きく分けて、3つの人物パターンを紹介しました。
愛猫の寵愛を受け取れるかどうかは、飼い主さん自身の関わり方にかかっています。ときに翻弄されながらも、やれるだけのことはやって、愛猫からの「いいね!」を辛抱強く待ちましょう。
配信: ねこちゃんホンポ
関連記事: