愛犬たちの微笑ましい姿にグッとくる!
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@anko_2021125さんが投稿していたこちらの写真。そこには、背中をピタッと合わせて仲良く眠っている愛犬・あんこちゃん(撮影時3才)、もちちゃん(撮影時2才)の姿が写っています。
見ているこちらも幸せな気持ちになるような、幸せそうな2頭の姿。飼い主さんはこの光景を見て「驚いた」といいます。撮影当時はどのような状況だったのか、飼い主さんに詳しくお話を聞きました。
最初は離れた場所で眠っていた
飼い主さんは現在一時的に実家を出ているといい、この写真は妹さんが撮影して送ってくれたものなのだそう。妹さんいわく、最初はベットの上の離れた場所で日向ぼっこをしていたという2頭ですが、あんこちゃんが急にもちちゃんのそばに寄っていき、背中合わせで寝始めたのだとか。飼い主さんは「もちがあんこに寄っていって寝ることは何度か目撃したことがある」といいますが、逆のパターンを見たのは初めてで、とても驚いたそう。
また、妹さんから可愛らしい2頭の写真が送られてきたときの心境を、次のように話しています。
飼い主さん:
「普段くっついて寝ていることがあまりない2頭なので、最初は『寒かったのかな?』って思いました。でも、『背中を合わせて寝るのは信頼の証』っていうのをどこかで見かけたので、信頼して背中を預けて寝たのかなと微笑ましく思いました。
それと同時に、この写真を撮影した妹に嫉妬しました。私もこの状態のあんこもちを生で見たかったです(笑)」
【獣医師解説】犬同士で背中をくっつけて眠る心理
あんこちゃんともちちゃんは、日向ぼっこをしながら背中をピタッと合わせて仲良く眠っていたそうです。この光景からは、どのようなことが読み取れるのでしょうか。
いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。
白山先生:
「普段はあまりくっついて寝ることはないという2頭ですが、今回はあんこちゃんのほうからもちちゃんにくっつきにいったということでしたね。
あんこちゃんは日向ぼっこしながらベッドでくつろぎつつも少し物足りなさを感じて、もちちゃんのぬくもりを近くで感じたかったのかもしれませんね。
犬同士で背中をくっつけるという行動は、相手への信頼、安心感があらわれていると考えられます。犬同士で背中をくっつけたり体を密着させたりするのは、家族やきょうだい、仲間など信頼し合っている関係で見られることが多いでしょう」