実家が遠いことのメリット・デメリットは?
AlbaLinkが、に「実家が遠いことのメリット・デメリットに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。調査は、2024年8月31日~9月9日の期間、実家まで片道2時間以上かかる男女499人を対象に、インターネット上で行われました。
それによると、実家が遠いことのメリットを聞いたところ、圧倒的1位は「旅行気分で帰省できる」でした。2位「実家と程よい距離を保てる」、3位「あまり帰らなくていい」と続きました。大きく分けて「実際に帰省するときのメリット」と「実家から離れて生活することのメリット」が挙げられています。帰省するときには、「旅行気分」「うれしさが増す」など、帰省の特別感を強く感じている人が多くなりました。普段の生活では、実家・親兄弟との距離感を保てて、実家や親戚関連の面倒ごとに巻き込まれにくくなるのがメリットとなっているようです。
反対に、実家が遠いことのデメリット1位は「急な帰省が難しい」、僅差の2位は「帰省にお金がかかる」、3位は「気軽に頼れない」でした。
・急な用事がある際、帰省するのが難しいこと(30代 男性)
・家族で帰省しようとしたら費用がとんでもなく高くつく(50代以上 女性)
・両親に頼りたいときや子どもを預かってほしいときに、子どもを連れて2時間の移動はなかなかしんどい。結局、頼らず自分でなんとかすることが多い(20代 女性)
などのコメントが寄せられました。
さらに、実家が遠いことで感じる不安の圧倒的1位は「緊急事態・災害時の対応」で、全体の5割を占めました。2位「親の健康状態を見守れない」も多くの票を集めています。基本的には「実家にいる親に何かあったらどうしよう」と心配している人が多くなっています。
実家が遠いことには、メリットもデメリットもあることが調査で判明しました。ただ「家族仲が悪いからメリットしかない」という人もいれば、「実家が遠いことのメリットをひとつも感じない」という正反対の意見もありました。例えば「定期的な帰省」「子どもによる親の健康状態チェック」が前提になっている人なら、実家が遠いことは時間や交通費面のデメリットが大きくなります。一方あまり帰省せず、緊急時の対応も個々に行うと考えている人なら、お互い干渉しないので暮らしやすいというメリットが大きくなるでしょう。
「実家が遠くても定期的に帰省するものだ」という意識の強さや、家族や地元への愛着の程度により、メリットやデメリットの感じ方は違うことがうかがえます。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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