胃がんや乳がんのがん検診について | 検査方法と検診結果の読み方

胃がんや乳がんのがん検診について | 検査方法と検診結果の読み方

腫瘍マーカー検査について

胃がんや乳がんを含む、さまざまながんの診断の補助や、診断後の経過、治療の効果をみることを目的に行う検査として、腫瘍マーカー検査があります。血液や尿などの体液により、腫瘍マーカーの値を測定する検査です。胃がんや肺がん、食道がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、子宮頸がんなどは採血によって検査します。膀胱がんでは、採尿で検査します。検診結果は腫瘍マーカーの値を見ますが、がんがなくても値が高くなることがあるため、それだけでがんと診断できるものではありません。

どのような検査にも共通していえることは、がん検診で発見できないがんがあること、要精密検査の結果が出たとしてもがんが確定したわけではないということです。以上の内容を理解したうえで、定期的な検診を受けるようにしましょう。

この記事を監修してくれたお医者さん

粟田裕治

ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 院長

略 歴
日本医科大学卒業/川崎幸病院 初期臨床研修/川崎幸病院 消化器内科/医療法人社団CMG ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 院長

保有資格
日本内科学会 認定内科医/日本消化器病学会 消化器病専門医/日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医/日本病態栄養学会認定 NST研修修了/緩和ケア研修修了/難病指定医

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