小児科の先生いわく本当のことを話さなければならない
なぜ、NGワードなのか? TwitterユーザーのHAL@36歳女医 LINE台詞募集中@halproject00さんは、こんなツイートをしています。
“小児科研修中に、上の小児科の先生に教えられた事。
「注射は痛くないなんて嘘はついたら駄目。痛いけど痛いのはすぐ終わる事、体のために注射が必要だって事を、小さい子供でもきちんと話し合う。そうしないと、信頼関係を失うよ」
というわけで、娘にも毎回説明してから予防接種行ってます。“
このツイートに対して、賛同の声が多く集まっています。
“うちも同じようなことを聞いてから、説明して予防接種受けてます。最初はやっぱりかなり大泣きだったけど、最近はすっごく我慢してでも泣くみたいな感じになりました。子どもは思っている以上にこちらの説明をよく分かってるんですね。”
“これホント大事。お医者さんを悪者にしては誰も幸せになれない。子供はちゃんと説明すれば理解できるのですから、嘘は駄目。大体、親が我が子に嘘を吐くなんてダメ絶対。”
「痛くないよ」と、嘘をついてしまうのは、小さな子どもには言葉で説明しても伝わらないと思い込み、その場をやり過ごすことが考えられます。とても些細なことではありますが、こういったことが要因になり、親子の信頼関係が築きにくくなる可能性があるようです。
注射が終わったらしっかり褒めることが大切
注射を打つ前にしっかりと説明をしたら、それでOKというわけではなさそう。痛さを我慢した子どもに対して「よく我慢して偉かったね!」と大げさなくらい褒めてあげたり、抱きしめてあげることが大切なようです。こうすることで、少しずつ注射に対する苦手意識が薄れていくかもしれません。
他には、賛否ある方法ですが、「注射が終わったらお菓子を食べようね」と、ちょっとしたご褒美を用意する方法も。ただし、この方法を使いすぎると“なんでも”ご褒美になってしまうことも考えられるので注意が必要です。
嫌がる子どもに注射を受けさせるのは大変かもしれませんが、嘘はつかずにきちんと説明することで、子どもはがんばってくれるのではないでしょうか。
(文・山手チカコ/考務店)