仕事より逢瀬を優先したと疑われても仕方がないだろう。11月11日に高松市観光大使を務める元グラドル・小泉みゆきとの不倫を報じられた国民民主党・玉木雄一郎氏が、前広島県安芸高田市長・石丸伸二氏との対談をドタキャンしてデートを楽しんでいたことがわかり、さらなる波紋を呼んでいる。
妻子ある玉木氏は、東京都内のワインバーで小泉と10月30日に密会している様子が、週刊誌にスクープされた。が、本来は、その10月30日はビジネス動画メディア「ReHacQ-リハック-」で、石丸氏との生配信に出演する予定だったことを明かしたのが、同メディア運営者で元テレビ東京プロデューサー・高橋弘樹氏である。
玉木氏のスキャンダルが報じられた11日、高橋氏はXで「10/30に玉木さんがワインバーに行っていた夜…この日はReHacQで玉木さん・石丸さんで生配信する予定の日でした」と書き出し、「少し前になって『多忙につき、リスケしてほしい』と党から言われ、『27日の総選挙で躍進したから忙しいんだろうなー』位に思って『いいですよ』とお答えしたのにこれは…笑」(原文ママ、以下同じ)と、玉木氏の行動に呆れた。
続けて「地味にスタッフ抑えたり、共演者のスケジュール抑えたりするわけだし、基本性善説で生きているので、けっこう凹みます 笑」「高松市観光大使に負けないように、もっと強いメディアにならなきゃと思いましたし、政策の話はとても大切なので、11月下旬に2回いただいてるスケジュールはリスケ・キャンセルにならない様、心から祈ってます。なんならワインも用意しておきます」などとイジりつつ、今後も配信の予定があることを告知している。
その後、高橋氏は国民民主党からメールがあり、11月下旬の2回について「時間もいただきましたので大丈夫のようです!ありがとうございます」とポストして配信の実現を報告した。
「玉木氏は先の衆議院選挙で基礎控除枠『103万円の壁』撤廃や減税などを政策に掲げ、不況にあえぐ国民から大きな期待と信頼を背負って大躍進を遂げました。そのリーダーシップや政治的手腕も高く評価されたことから、一部では、“不倫は当事者同士のプライベートな問題”だなどとして、『政治家はやるべき仕事をしていれば私生活はそこまで問われない』とする声も出ています。ただ一方で、ビジネスメディアへの出演は、自身の政策を深掘りして伝え、広く世間に党代表としての構想を発信できる貴重な場だったはず。その“政治家としてやるべき仕事”をドタキャンして、不倫相手とのバー密会に興じていたのであれば、政治家以前に人として、ビジネスマンとして、信頼が損なわれることになります。実のところ、玉木氏にとっても、配信を“多忙で”断った日にデートしていた事実が暴露されたことは、不倫と同等かそれ以上に社会人として失うものが多かったのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
総選挙での快挙により、玉木氏は今、キャリアにおいて最も重大な局面を迎えている。今後の政治家としての行いで信頼を取り戻すことができるか。
(木村慎吾)
配信: アサジョ
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