猫の『目の表情・状態』からわかる、愛猫のココロのなか 5つの感情別に解説!

猫の『目の表情・状態』からわかる、愛猫のココロのなか 5つの感情別に解説!

ちょっぴりミステリアスで不思議な猫の目。実は、感情のバロメーターといわれています。感情を表す目の表情や状態について、5つ解説いたします。

4.黒目がちな目:『興奮』

黒目がちな目は、瞳孔が大きくなった状態です。

黒目が大きくなるので可愛らしい印象を受けると思いますが、『興奮』『戦闘モード』に突入しかけています。見た目に騙されないように注意しましょう。

瞳孔を拡げることで、より多くの光を取り込むことができます。これにより獲物の位置や動きが把握しやすくなるため、狩りの成功率が上がります。

まだまだ遊び盛りの子猫の場合は、飼い主さんの手足ですら狩りの対象です。力加減を知らないため、ケガをする可能性もあります。目を逸らしながらゆっくりその場を離れましょう。

小さなお子様にもじゃれてしまいやすい状況なので、愛猫の興味を他に逸らすように促してください。

このようなタイミングでカシャブンのようなおもちゃを振れば、食いつくきが良いはずです。おもちゃで興味を引きつけているうちに距離を取ると、お子様も猫も嫌な思いをせずに済みます。

5.遠い目:『迷い』『現実逃避』

猫に強い興味を持つ子どもは、どうしてもしつこく構いがちです。体を強く掴んでしまうことや、本来触れられることが苦手なしっぽを何度も触ってしまうこともしばしばあります。

大抵の猫は辛抱強くじっと耐えますが、相当なストレスであることはいうまでもありません。こういう状況下では、どこか『遠い目』をします。

気持ち的には「どうやって逃げようかな……」「早く終わらないかな……」などと考えていることが多いでしょう。

半分絶望している部分もあるので、助け舟を出してあげてください。できれば場所を移して他の遊びに誘い、愛猫以外のことに注意を引くようにしましょう。

愛猫を褒めることも忘れてはいけません。大変だけど飼い主さんが助けてくれる、労わってくれると学習することでストレスが軽減するはずです。

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