RealStyleスペシャルコラム『オフロードで行こう!』by 藤村育三 Vol.6【オフロードな仲間たち】

RealStyleスペシャルコラム『オフロードで行こう!』by 藤村育三 Vol.6【オフロードな仲間たち】

RealStyleにも度々登場するJeepオーナー・藤村育三さんによるコラム『オフロードで行こう!』がスタート!Jeepと言えばオフロード性能だが、実は日々の生活の中にも色々なオフロードがある!?第六弾となる今回は【オフロードな仲間たち】。

遊びの達人であり、YJ-JK-JLと『ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)』を3代乗り継いできたJeep乗りの藤村育三が、自由・冒険・本物・情熱など、7スロットグリルが象徴するものを「オフロード」という独自の切り口で語る。

第六回は「オフロードな仲間たち」。よく言われるように「速く行きたいなら一人で、遠くへ行きたいのなら仲間と」。特にオフロードへ行くなら同じ仲間って本当に大切!

▲どこに行くときもラングラー。(Photo:安井 宏充(Weekend.))

二つの大切なマインド。

僕の遊び仲間に共通しているマインドが2つある

「新しいことを常に試してみたい」

「とにかく、やる前提で考える」

楽しむためには楽はできず、努力や工夫を惜しまない、思いついたらやってみちゃう(笑)

楽しいからやるっていうより、興味を持ったことに没頭しているうちに楽しさが生まれる。

こんな人たちと一緒に遊んでると刺激に満ち溢れる!

▲仲間の1人、佐藤ルミナさんの主催するジムROOTSにてサーフィンやフォイルに役立つトレーニングを遊びながら考える。彼はいつも新しいことを取り入れつつ自分のスタイルを作っている本物のオフロードマインドな人。(Photo:安井 宏充(Weekend.))

新しいことを常に試してみる

ある一定の年齢を過ぎると自分のスタイルみたいなものができあがり、新しいことを取り入れたり、新たにチャレンジすることが減ってくる。「新しいこと=出来ないこと」なので、出来ないカッコ悪いところを見られたくなかったり、面倒くさかったりっていうこともあると思う。

友人のルミナさん(元総合格闘家、佐藤ルミナ氏)は、そんなこと全くなく常に新しい刺激を自分のスタイルに取り入れ、最近では「総合波乗り家」になっている。サーファーだった彼はSUP、フォイル、ウィング……。新しいツールが世に出る度に真っ先にチャレンジして自分のライフスタイルに上手く取り入れる。どんな場所でもどんな状況でも、今そこにある波にいろんなツールで乗っている。まさに総合波乗り家。

彼の新しいことにチャレンジして、できないことを楽しみ、できるようになる工夫をするクリエイティブさ、いつもインスパイアされている。

▲そんな彼と色々とオフロードな人生を楽しむためのトレーニング方法を一緒に編み出しています。次回に紹介するのでお楽しみに! (Photo:安井 宏充(Weekend.))

情報やマニュアルが溢れかえっている今の時代、やったことないことでも知ったつもりになりやすい。周りの意見に左右されず、偏見をもたず新しいことはまず自分で体験して、それから自分のスタイルにどう取り入れるかを見極める。オフロードな仲間たちに共通したマインド。伝統とは古いことを保存することではなくその時代の革新を取り入れながら生き残ること、Jeepも革新を取り入れてもJeepらしいレガシーを失わないのはそこだと思う。

▲世界中どこに遊びにいってもマインドで繋がっている仲間ができる。同じポイントでサーフィンしたあとは、そこにいたみんなで近くの温泉へドボン!アイダホでリバーサーフィンをしてるときに仲良くなった人達とはいまだに交流がある。

とにかく「やる前提」な仲間たち

「ヤクちゃん、この川ってずっと下ると東京湾に着くんだよね?」

「そうだね」

「やったことある?」

「ないけど」

「やってみない?」

「いいよ」

多摩川の上流、奥多摩の御岳という場所でSUPで遊んでいたときの僕とヤクちゃん(高畑将之)の愛称、日本を代表するウォーターマン、SUPの第一人者、RealSytleにも何度か登場。)の会話。その3週間後には御岳〜羽田までの80kmを仲間たちとSUPで川下りした。

▲大人はみんな知っている「山から川を下ると海にたどり着く」と。だけど実際にそんなわかりきったことをどれだけの人がわざわざ実体験しただろう?しかもリバーSUPという言葉がないような時代にSUPという新しいツールで。そんなわかりきったことを真剣に遊ぶのがオフロードマインド!これから出発するドキドキとワクワクを共有できる最高の仲間たち。

▲多摩川上流を朝日とともに出発。山の上から始まる海と山を繋ぐ川の旅。

▲日が沈んでから東京湾の手前の羽田付近に到着、10時間以上川の上を漕ぐ川の旅。オフロードなマインドを持った仲間たちとだからこそできた遊び。

東京を支える多摩川、その全流をSUPで下り、山と海を繋ぐ遊びを一緒に始めた仲間たち、オリンピアンや国体選手たちの中に僕みたいな一般人も混じったオフロードなグループ。普通は一人くらい「疲れそう」とか「危ないんじゃない?」とか言う人がいるものだけど、誰もそんなこと言わない(笑)。みんな「やる前提」で地図をプリントアウトしてつないでルートを確認したり、ギアを考えたり、リスクを計算したり……。なにか思いついたら「やる前提」で実現させる仲間たち、思いっきり遊ぶにはそんな仲間が必要。彼らと一緒だったら“Go anywhere. Do anything.

▲YJラングラー、20年前の雪の日、恵比寿ガーデンプレイスの前で。新しいことの黎明期やマイナーなことを楽しんでいると、自然と独特な仲間意識が生まれる。ラングラーに4ドアが誕生する前、ラングラーに乗るということはちょっとした覚悟が必要だった、その覚悟がラングラー乗りの仲間意識をつくっていた。今では考えられないがラングラーがすれ違うとき、駐車場であった時は知らない人同士でも自然と挨拶や会話が生まれていた。

▲それぞれが適当に集まり適当に帰る。楽しい場所には自然と仲間が集まる。これって最高に幸せなこと。ルミナさんとの出会いもリバーSUPがきっかけだった。

▲旅先で朝起きて、ポーチにでて隣にラングラーがいる。世界中どこに行っても遊び道具を満載して一緒に遊べるラングラーは僕にとって最高の仲間。

山でも川でも海でも

山、川、海、遊びに行けば知っている誰かがいる。真剣に遊んでいる人達は、良い時に良い場所にいる。会う約束がいらない仲間たち。一人でフィールドに遊びに行っても必ず友人に会う。まるで昔、子どもが一人で空き地に行けば誰か遊び相手がいた、みたいな感じで(笑)。一歩オフロードに踏み出せば楽しい仲間達が待っている!

次回はオフロードな健康論。思いっきり人生を遊び倒すために、仕事もバリバリ楽しむためにまず必要なのは、心と体の健康! 心からリラックスもハードに攻めるにも独自な「オフロードな健康」論がある。

コラムVol.1はこちら!

コラムVol.2【オフロードな思考】はこちら!

コラムVol.3【オフロードな贅沢】はこちら!

コラムVol.4【オフロードなビジネス前編】はこちら!

コラムVol.5【オフロードなビジネス後編】はこちら!

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ジープ フリーコール 0120-712-812(9:00~21:00、無休)

https://www.jeep-japan.com/

Main Photo:安井 宏充(Weekend.)

Text&Photos:藤村 育三

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