100均の「多目的クレンザー」とは何が違う?
100均「多目的クレンザー」110円(税込)
SNSでのレビューや口コミで話題になった、100均の「多目的クレンザー」。価格は110円(税込)、ダイソー・セリア・キャンドゥなどで発売中の掃除アイテムです。「水回りの汚れ用 掃除シート」と異なり、本品には研磨剤(45%けい酸系鉱物)、潤滑剤(12%グリセリン)、界面活性剤(8%純石けん)が含まれます。
「多目的クレンザー」は、キッチンの油汚れや水垢のほか、五徳の焦げやサビをきれいに削ぎ落とします。一方で「水回りの汚れ用 掃除シート」は、研磨剤不使用のザラザラしたシートで水垢やコンロの焦げつきなど落とすことが可能。
どちらも水回りの汚れアプローチしたアイテムですが、研磨剤が配合された「多目的クレンザー」の方が油汚れに特化しています。
コンロや五徳の掃除はW使いがおすすめ
コンロや五徳の掃除には「水回りの汚れ用 掃除シート」×「多目的クレンザー」のW使いが有効。頑固な油汚れや焦げは落ちにくいので、研磨剤入りのクレンザーを使用すると磨きやすいですよ。まずは「水回りの汚れ用 掃除シート」を軽く水に濡らし、シートに「多目的クレンザー」を適量取ります。
コンロ本体から五徳を取り外し、クレンザーをつけたシートで丁寧に研磨していきます。焦げつきが目立つ部分は、少し強めに時間をかけて擦るのがポイント。また、手荒れが気になる人は使い捨て手袋を使うと便利です。
頑固な焦げもポロッと削ぎ落とせる! 塗装も剥がれる点に注意
Before
After
掃除前と比べると、五徳にこびりついた油汚れや焦げが落ちているのがわかりますね。今回の検証で筆者は、15分ほどかけて細部まで研磨しましたが、蓄積した油の層まではきれいに取れませんでした。しかし、毎日使うコンロが少し輝きを戻すとうれしさが増します。あなたも自炊したあと、こまめに掃除してみて。
配信: イエモネ