猫が『記憶しやすい言葉』4つ ごはん、おやつ…覚えやすいのは嬉しい単語?

猫が『記憶しやすい言葉』4つ ごはん、おやつ…覚えやすいのは嬉しい単語?

愛猫は言葉を覚えているのでは…?そう思った経験がある方も少なくないかもしれません。言葉での交流が可能なら、猫との生活もより楽しくなりそうですよね。今回は、猫が覚えやすい言葉についてご紹介します。

1.自分の名前

猫は、日ごろから頻繁に耳にする言葉を覚えやすい傾向があります。例えば自分の名前。名前を呼ばれるときは飼い主さんが自分に意識を向けてくれる…そんな経験の積み重ねから、それが「自分の名前」と認識しているのかもしれませんね。

実際に、猫が名前を憶えているかどうか実験した記録も残っています。検証結果によると、多くの猫が自分の名前に対して一定の反応を示したのだそう。名前以外の単語では反応を示さなかったという結果からも、少なくとも名前を記憶していることは確かといえます。

ちなみに猫が聞き取りやすいのは、「ガ行」「ダ行」「ザ行」などの濁音だといわれています。多頭飼いの場合には、それぞれにまったく異なる響きの名前を与えた方が認識しやすいといえるでしょう。名前を早く憶えてほしいなら、これらの点を意識してみるといいかもしれません。

2.ごはん、おやつなど嬉しい言葉

猫にとって大きな利益がある言葉も、記憶しやすいでしょう。例えば、「ごはん」や「おやつ」など食に関するもの、「おもちゃ」など遊びに関する言葉は、他の言葉と比べて覚えやすいといえます。

猫が言葉を記憶し理解するのは、その言葉のあとに必ず同じ事象が起こるからです。飼い主さんが「ごはんだよ」と言ったあとにごはんが出てくる…という経験を繰り返すことで、「ごはん」という言葉の意味を知ります。最終的には「ごはん」と聞いただけでワクワクするようになることも。

このことから、言葉と行動をセットにするとより時間をかけずに記憶できるといえます。言葉を発した直後に行動した方が、猫にとって理解しやすいためです。また、ダラダラとしゃべり続けるよりは、短い単語をつなげた方が聞き取りやすいこともポイントです。

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