柿プリンを作ってみたけど、固まらなかった経験はありませんか?そんな方に朗報です!なんと、ゼラチンなしでもちゃんと固まる柿プリンの秘密のレシピを見つけましたよ〜♪柿プリンが固まる秘訣は「柿を〇〇すること」。あまりにも簡単な方法なのですが、本当にちゃんと固まるのでしょうか…。今回は、YouTube『料理教室のBONちゃん』の「ちゃんと固まる柿プリン」を作って、本当に固まるのかを検証します!
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ちゃんと固まる柿プリンの秘密は「柿を加熱すること」
今回参考にしたのは、YouTube『料理教室のBONちゃん』の「ちゃんと固まる柿プリン」です。
そもそも、柿プリンが凝固剤を使わずに固まるのは、柿の”ペクチン”が牛乳のカルシウムと結びつくためなんだそう。しかし、柿によってペクチンの含有量に差があるため、固まらない場合もあるといいます。
一般的な柿プリンのレシピでは、生の柿と牛乳をミキサーにかけ冷やし固めますが、『料理教室のBONちゃん』は、ペクチンが加熱で固まる力が強くなることに注目。柿をレンジで加熱して、固まる確率を高めています。
加熱時間を調整すれば固さも変えられるとのことなので、今回は次の3つのパターンで検証しましょう。
①生のまま
②30秒加熱
③1分加熱
さて、本当に固まり具合に違いが出るのでしょうか?そもそも、ちゃんと固まるの?それでは、検証スタートです!
「ちゃんと固まる柿プリン」の材料と作り方
【材料】
・柿…好きなだけ(※柿プリン1個分の目安は、中サイズの柿1/2個です)
・牛乳…柿の半分の重さ
【作り方】
1. 柿の皮をむき、大きめのサイコロ状に切る。
後でミキサーにかけるので、切るサイズは適当でOKです。
2. 柿の重さに対して半量の牛乳を用意する。
3. 柿を電子レンジ500Wで加熱する。
今回は検証のため、加熱時間を30秒と1分に分けて、それぞれ用意しました。
4. ミキサーに3の柿と2の牛乳を入れて撹拌する。
5. 4をプリンカップに入れ、冷蔵庫で1〜2時間冷やし固める。
さて、本当に柿プリンは固まっているのでしょうか…
検証結果:確かに加熱時間で固まり具合に違いが出た!
まずは、①生のままの柿プリンをお皿に出してみます。
今回はペクチンが多い柿だったのか、ちゃんと固まっていますね。
食べてみると、食感はプルンプルン。ゼラチンが入っているのかと疑うほど、しっかりプルプルに固まっていました。柿の自然な甘みがおいしいです。
次は、②30秒加熱した柿プリンです。
器の中ではプルプルしていたのですが、いざお皿に出してみると…
ぎゃ〜!勢いよくお皿にダイブしてしまったせいで、形が崩れてしまいました…ごめんなさいっ!といっても、ギリギリ形が保てるくらいの固さです。
形は崩れてしまいましたが、食べてみるととってもなめらかで、口の中でほどけるような食感です。牛乳を入れて混ぜると固まる、某お手軽デザートのようなフルフル食感で、本当においしい♪
最後に、③1分加熱した柿プリンを食べてみましょう。
こちらはしっかり固まっていますね〜。食べてみると、プルプル感はしっかりありますが、①の生のままの柿プリンとは少し食感が違います。③の1分加熱したものは、ちゃんと固まっていながらもフルフルでなめらかです。
食べ比べてみると、それぞれ食感が違っていたのに驚きました。
動画内では、30秒加熱した柿プリンもお皿に出しても形が崩れず、しっかりしていました。柿に含まれるペクチンの量やレンジの種類によって、多少の誤差が出るようですね。
本当にちゃんと固めたい&お皿に出したいなら、1分加熱の柿プリン!
なめらかでフルフルの口当たりが好きな方は、30秒強の加熱の柿プリンがおすすめです。
でもどれも、柿の自然な甘さを堪能できましたよ♡
今回の検証を参考に、お好みの固さの柿プリンをみつけてみてください。
<参考文献>
「アオハタ ジャムの豆知識〜ペクチンとは?〜」
https://www.aohata.co.jp/experience/knowledge/pectin.html
配信: あたらしい日日
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