数カ月前、15年ぶりに公園で野球をしました。10代のころは野球部の強豪校で活躍していた私。今回は50代の仲間5人と集まり、懐かしさと期待を胸に球場に立ちました。
得意スポーツだったのに…
まずはキャッチボールから始めたのですが、最初の一球で驚がくしました。かつては難なく捕球できたはずの球が、今では目にも止まらぬ速さで飛んでくるのです。恐怖さえ感じる瞬間がありました。仲間に「もう少しゆっくり投げてくれないか」と頼み、やっと球をつかめるようになりました。
バッティングも同様でした。バットを振っても、ボールがまるで幻のように通り過ぎていく……。空振りの連続に、昔の自分を思い出し、複雑な気持ちになりました。
体力の変化を痛感
50歳を過ぎると、10代のころのようにはいかないものだと実感しました。しかし、この経験は単なる落胆で終わりませんでした。体を動かす楽しさを思い出し、仲間と汗を流す喜びを再確認できたのです。
たしかに、年齢とともに体の動きに変化を感じます。でも、それは決して悪いことばかりではありません。経験や知恵が身につき、体の変化に合わせた新しい楽しみ方を見出せるのだと感じました。
配信: 介護カレンダー