キャバクラ感覚な婚活おじさんにドン引き…それでも我慢しないと結婚できない?「断っていい男性」の見分け方は

キャバクラ感覚な婚活おじさんにドン引き…それでも我慢しないと結婚できない?「断っていい男性」の見分け方は

こんにちは。これまで1000人以上の男女の相談に乗ってきた、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”から脱出した経験を活かし、多くの方々の「もったいない」をご指摘してきました。誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。


高望みしすぎて婚活が苦戦する方に関する情報・記事はたくさんあります。歯がゆいのは、無謀な高望みをしているような人はその手の情報を見て反省することがなく、失敗しないように情報収集をせっせとやるような真面目な人ほどそれらの記事を見て、自分を責めてしまうことです。

「イイ子がいそうだから入会した」キャバクラ感覚な婚活おじさん

国家公務員の祐子さん(仮名・40歳)はその後者のお一人です。

私のところへご相談に来た祐子さんは、結婚相談所で婚活中でした。祐子さんのお仕事は全国転勤があり、前年まで地方都市で暮らしていました。首都圏に転勤したのをきっかけに婚活しようと思ったそうです。

「年齢が年齢なので、苦戦するのは分かっています」と話し始める祐子さん。

「お会いした人の言動で気になることがよくあるのですが、それは私が気にしすぎなのか、相手に問題があるのかで悩むんです。細かい事を気にしすぎと昔から言われるほうではあったので、いい人に会えているのに自分でチャンスを潰しているかもしれないと思って」

「例えば、どんな言動ですか?」

「先日お見合いした男性は『結婚相談所にイイ子がいそうだから入会した』って言ってたんです。50代なのに『イイ子がいそう』ってどうなんだろうと思ってしまって」

「そうですよね。なんかキャバクラ感覚ですね。その方に関しては断っていいと思いますよ」

祐子さんは安心されたようでした。

「欲望を満たす対象」として見てくる相手は断っていい

断るべきか進むべきかに迷う、決断が苦手な方は非常に多い印象があります。気にしなくて良いと思うのは「お願いしたら変わりそうなこと」です。デートのお店選びのセンスや、LINEの頻度、服装、休日の過ごし方などは交際後に変わる可能性も高いですよね。

しかし、相手に協調性がなさそう、対等に話し合いができなさそう、という面が引っかかるのならば、お断りしても良いでしょう。それらを簡単に変えることはできないからです。


好みの“イイ子”に出会うために結婚相談所に登録したとしても、ルール違反ではありません。でも相手の女性だって男性を選ぶわけなので、その下心を初めの段階で伝えてしまうのは浅はかでしょう。せめて「素敵な女性が多いって聞いたから」と表現できたらマイナス印象ではなかったはず。

もし男性がお見合いで女性会員に「高収入男性が多いから結婚相談所に登録した」と言ってきたら、まず交際は見送るのではないでしょうか。

人間ですから欲があること自体は問題ないですが、パートナー探しの場で自分のことを「欲望を満たす対象」として近づく人がいたら、警戒して断って問題はないのです。従わせるためのパフォーマンスとして「話し合いの素振り」はするかもしれませんが、支え合っていく信頼関係を築けない人との結婚生活は難しいでしょう。

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