3.運動不足や遊びの不足

猫が突然激しく爪とぎを始める理由として、運動不足や遊びの不足が大きく影響していることがあります。
猫は本来狩りをしたり、縄張りをパトロールしたりと、活発に動く動物です。しかし室内で飼われている猫は、そういった行動が制限されているため運動不足になりがちに。
そして十分な運動や遊びの機会がないと、猫はエネルギー発散の手段として、爪とぎを行うようになるのです。
とくに子猫や若い猫は、遊び好きで好奇心旺盛なため、運動不足になるとすぐに爪とぎを始めたり、いたずらをしてしまうことがあります。
4.飼い主へのアピール

猫は感情表現が豊かでありながら、言葉で直接気持ちを伝えることはできません。そのため、さまざまな行動を通して、飼い主へ自分の気持ちを伝えようとします。
爪とぎもそのひとつで、猫は爪とぎをすることで飼い主の注意を引き、何かを伝えようとするのです。
たとえば遊びたい・甘えたい・食事を要求したいときなどに、飼い主のそばで大きな音を立てて爪とぎをすることがあります。
これは、飼い主にアピールする明確なサイン。自分の存在を飼い主に強くアピールし、何らかの反応を引き出そうとしているんですね。
配信: ねこちゃんホンポ