2歳差きょうだいを育てる心得
子育ては、日々試行錯誤の連続。毎日一緒にいると、失敗もありますがその分発見もあります。
そのなかでも、筆者なりに模索したどり着いた心得について、いくつか紹介します。
完璧やマニュアル通りを求めない
娘はこんな風に育ってほしい、息子はこんな風に育てよう、と子どもたちを個々に見るのではなく、2人とも元気に育ってくれれば良いと思うようになりました。それによって、肩の力が抜け、もっと気楽に子育てができるようになりました。
そして、家事ができないときはしませんでした。大変なときは夫が帰ってから一緒に洗濯物を畳んだり、子どもたちが寝てから洗い物をしたりしています。
そして、良い母でありたいと思うこともやめました。0歳と2歳、1歳と3歳を育てていると、イライラすることもあります。上の子がかわいくないと思ったこともあります。そんなときは1人で部屋に引きこもり泣いて、気を紛らわすことも。
娘のトイレトレーニングも現在は中断。息子の後追いが落ち着き、時期が来たら再開しようと思っています。3歳ではおむつが外れているのが一般的なのかもしれませんが、わが家らしく、マイペースにやっていく予定です。
子どもそれぞれとの大切な時間を持つ
日中は私と子ども2人との3人で過ごすことが多いですが、娘だけと過ごす時間、息子だけと過ごす時間も大切にしています。
休日には、下の子を夫に見てもらい、上の子と2人でお出かけもしました。これは私にとっても、上の子にとっても有意義な時間となり、とても効果的です。
私が息子の世話をしている時にはパパにしっかり遊んでもらいました。可能な限り、パパや家族に協力してもらい、上の子が1人にならないようにすることも良いかもしれません。
息子が1人遊びができるようになってからは、その時間は娘と、娘としかできないこと(ハサミを使った工作遊びや料理のお手伝い)をするように心がけています。
人や物にどんどん頼る、利用する
2歳差という面だけで見れば、大変なのは子どもが小さい頃だけのように感じます。上の子はだんだんとものごとを理解し、この子は弟、妹だと分かってきます。下の子も1人遊びができるようになったり、食事もだんだんと親と同じものが食べられたりするように。
最初の1年は本当に大変です。夫や友人、自治体の育児相談、ネットスーパー、食事宅配サービス、便利家電など、頼れるものや人はどんどん頼りましょう。
特に、食事宅配サービスは筆者もすごくお世話になりました。イヤイヤ期に入った子や、赤ちゃんを連れての買い物はそれだけで大変なもの。買い物から帰るとグッタリ、もう遊ぶ元気が残ってない…そんなママのためのサービスとも感じられます。ぜひ利用してみてください。
それぞれの子どもの気持ちを考える
2歳差きょうだいの子育てで大切なことは、「それぞれの子どもの気持ちを考えることかな?」と日々思います。「2人目を出産したら上の子が寂しい思いをするかも?」と思いがちですが、実は下の子のほうに寂しい思いをさせることも…。
2歳差きょうだいだと上の子がイヤイヤ期だったり、動けるようになって手がかかったりする年齢ですよね。実際には上の子に手がかかるあまり、下の子が泣いているのに放置気味になってしまうこともあります。それぞれの子どもの気持ちを考えることは、2歳差きょうだいの子育てに欠かせないことです。
2歳差きょうだい育児のスケジュール例
それでは2歳差きょうだいの子育てを上手にしていくための、育児スケジュールについてご紹介しますね。
・5:00…起床・ママの身支度
・6:00…2人目の授乳
・8:00…1人目とママの食事
・9:00…家事(掃除・食器洗い・洗濯)
・10:00…2人目の離乳食や昼寝
・12:00…1人目とママの食事
・14:00…2人目の授乳
・15:00…1人目のおやつ
・16:00…お風呂
・17:30…洗濯物たたみ・夕食の準備
・18:00…1人目とママの食事・2人目の離乳食
・19:00…パパの帰宅・食事
・20:00…食器洗い
・20:30…2人目の授乳
・21:00…就寝
2歳差きょうだいを育てている方へ、育てたいと思っている方へ
2歳差きょうだいの子育ては、育児スケジュールを見てもおわかりいただけるように1日中休む暇がないハードなものです。しかし一気に育児を終わらせられると後はのんびりと過ごせたり、2歳差きょうだいが一緒に遊んでくれたりすることもあるのでメリットもありますよ。
第2子の出産計画は上の子との年齢差を考えると難しいもの。今回の記事で紹介した筆者の体験談がお役に立てれば幸いです。育児スケジュールも参考にしながら、2歳差きょうだいの子育てをする上手な方法を考えたり、第2子を生むタイミングを考えたりしてくださいね。
記事作成: ママリ編集部
(配信元: ママリ)
配信: ママリ
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