忘れ物が多い親、保育士は何を気にかける?
忘れ物をしてしまうのは、みんな必ずあるのであまり気にすることはありません。誰もわざと忘れようと思って忘れ物をしているとは思っていないので、気にしすぎたり、周りの目を気にしたり、子どもが活動に参加できないのではと心配したりしないでくださいね。
では、先生は忘れ物をした時何を一番気にかけているのでしょうか。
ご家庭の様子とその背景にあるもの
お箸セットを持ってきてはいるけど、今日も洗い忘れている。スモッグを持ってきてはいるけど洗濯し忘れている。忘れ物をしているけど、保護者が毎回全く気が付いていない…など、このような場合、先生はまず家庭の様子やその背景を気にかけます。お家ではどのように過ごしているのか、家庭内で親子のコミュニケーションは取れているかなど、園生活だけでなくお子様が健やかに成長していくためにはその環境を理解し、関わることも先生の大切な役割です。
昨今、家庭環境はさまざまです。いろいろな家族の形があり、その家族の形や生活環境を尊重した上で、お子様がご家庭で最低限の衛生面や情緒の安定が確保できる環境にあるか、先生も見極めていく必要があるのです。
「環境は問題ないけれど、親が忙しかったり、年度初めで持ち物が変わったりしてバタついている」という状況なら、あまり心配しません。親子でコミュニケーションを取りながら、少しずつ忘れ物が減ればいいと思います。
忘れ物を減らすために
忘れ物をしても活動できるように配慮はしていますが、やはり忘れ物をしないのが一番というのは、園側も保護者も同じ思いかと思います。
忘れ物をしないためには、やはりリスト化するのが一番おすすめです。例えば以下のようにリストにするといいでしょう。
1、毎日持っていくもの
・ハンカチ
・スモッグ
・お箸セット…etc.
2、週の初めに持っていくもの
・上履き
・お昼寝セット…etc.
3、イレギュラーな持ち物
このように3つに分けるとわかりやすくなるかと思います。でも「正直このリスト化するお時間もないくらい忙しい」という保護者の方が多いかと思うので、できればやってみる程度で大丈夫ですよ。
保育園の準備をパパがしたり、ママがしたりするご家庭もあると思います。不慣れな方がやると忘れ物をしやすいかもしれませんが、少しずつ慣れれば大丈夫です。
まずは忘れ物に気が付いたら、必ず先生に声をかける。ということから始めてみてください。無理なくできることから少しずつ。あまり気負いし過ぎずにいきましょう!
記事作成: ママリ編集部
(配信元: ママリ)
配信: ママリ
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