料理の味付けが楽しくなりそうなキッチン用品のデザインが、X上で注目を浴びている。
それが、こちらだ。
こちらは、東京都在住のデザイナー・いしかわかずや(@issikazu20)さんが2024年11月13日に投稿したもの。
「ペリカンの調味料入れ作ってみました。使っていない時にじっと待っている姿がなんともたまりません」
――という呟きが添えられていた、ペリカンの口の部分に調味料が入るようになっている容器のイメージ画像だ。
頭の突起部分を押すことで、本物のペリカンよろしく大きな口が「パカッ」と開く仕組みになっている。
な、なんて可愛らしいキッチン用品なんだ。調味料を使わない時でも、意味もなく口をパカパカしたくなりそう。
Jタウンネット記者は14日、投稿の「ペリカン型調味料入れ」について、いしかわさんに話を聞いた。
「バズる予感はしていた」
いしかわさんは、大手IT企業でデザイナーとして働く傍ら、SNS上で自身のアイデアを発信している「アイデアクリエイター」としても活動中。
アザラシの形をした「あざらし茶こし」をはじめとしユニークなグッズのアイデアなどを発案し、1日には全国のロフトで、デザインを手掛けた「カステラ・スポンジ」が発売されたばかりだ。
話題になった「ペリカン型調味料入れ」も、自信のアイデアをもとに3Dソフトを使って作成したイメージ画像だ。制作の経緯を、こう語る。
「近所の雑貨店で売られている調味料ストッカーを見たとき、瞬時に『ペリカンの口みたいだな〜』と思ったので、そのままアイデアを形にしてみようと思いました」
アイデアを投稿していく中で、特に「モチーフが可愛いもの」がバズる傾向にあることは感じていた、と語るいしかわさん。
そのため、ペリカンをモチーフに決めた時からバズの予感を感じていた。
「絶対バズると思っていたのですが、想像の3倍バズったので良かったです(笑)
『ハシビロコウでも作って欲しい!』との声もあったので、バリエーションがあると可愛いですよね」(いしかわさん)
キッチンに1羽いてくれたらそれだけで料理が楽しくなりそうな「ペリカン」に、X上では28万件以上のいいね(15日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「子どもとか喜びそう!」
「商品化希望です」
「密封性がいいなら全ての調味料の入れ物は、これにしたい。かわいすぎる。料理楽しくなりそう」
なお、いしかわさんいわく15日時点ではまだ商品化の予定はないそうだが、
「作っていただけそうなところが見つかったら積極的に商品化を目指したいなと思っています。すごいたくさんの方に欲しいという声をいただいてるので」
と意欲を語った。
読者の皆さんのキッチンに彼らがやってくる日も、そう遠くはないかも?
配信: Jタウンネット
関連記事: