お迎え翌日の子猫の姿に思わずクスッ!
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@tony911meowさんが投稿していた、こちらの写真。鏡の前で毛を逆立てて「やんのかステップ」をしていると思われる愛猫・トニーくん(撮影時、生後推定1カ月半)が写っています。
猫のやんのかステップとは、威嚇するときなどに背中を丸めて毛を逆立て、四つん這いでぴょんぴょんと飛び跳ねて走ってくるような行動のことをいいます。保護猫だったトニーくんを家族に迎えた翌日に見られたという、可愛らしいやんのかステップ。当時の状況など、飼い主さんに話を聞いてみることに!
お部屋探検中に、初めて鏡を見てびっくり?
トニーくんをお迎えした当時、飼い主さんは「ゆっくり新しい環境に慣れてもらおうと、数日はケージの中で過ごしてもらうつもりだった」とのこと。
しかし、トニーくんは物怖じしない好奇心旺盛な性格で、お迎えした翌日の朝には「ケージから出たい! 探検したい!」としきりにアピールしてきたのだとか。
必死にアピールするトニーくんの姿に根負けしてしまった飼い主さんは、トニーくんにお部屋探検をさせることに。鏡に気づいたトニーくんは、鏡に映った自分を見て威嚇しながらやんのかステップをしていたといいます。
「おそらく、生まれて初めてやんのかステップをしたと思われます」と、トニーくんについて話す飼い主さん。飼い主さんはこの光景を見たときのことを、次のように振り返っています。
飼い主さん:
「トニーは私が初めてお迎えした猫です。当時の私は、『やんのかステップ』という言葉も、どういうときにこの動きをするのかも知りませんでした。
『自分の姿を鏡で見てびっくりしてるんだろうな』『鏡の向こうに“別の猫ちゃん”がいると思ったのかな』と思いましたが、最初にトニーのこの姿を見たときは、『何してるんだろう?』という不思議な感じでした(笑)
小さな体なのに、目一杯自分を大きく見せようとしているトニーの健気な姿が、とても可愛いなと思ったことを覚えています」
現在のトニーくんは?
それから月日は流れ、トニーくんは4才のおとなの猫になりました。子猫時代はたびたびやんのかステップを披露していたそうですが、「残念ながら、おとなになった現在は見られない」とのこと。飼い主さんは寂しく思いつつも、こんなことを思うそうです。
飼い主さん:
「これも成長なのかなと。おとなになって、落ち着いてきたのかもしれません。トニー自身も、『やんのかステップねぇ。昔やってたわぁ』とか思っているかもしれませんね(笑)」