エアコンは掃除をすることで電気代の節約になる
一見するとあまり汚れの目立たないエアコンですが、前面パネルを開けてみると、フィルターにホコリが付着して汚れている場合があります。どのように掃除するのがいいものか調べたところ、頻度に関しては2週間に1回程度の間隔で行うといいそうです。
掃除の仕方は、エアコンにフィルターを付けたままの状態で、フィルター表面のホコリを掃除機で吸いとります。その後、取り外したフィルターの裏側からシャワーをあてて、残った汚れを取り除く。注意点は、フィルターの表裏を間違えないこと。掃除機やシャワーを使う際に、表裏を間違えてしまうと目詰まりの原因になるのでご注意を。
定期的にフィルター掃除をすれば、風の通り道が確保されて、効率よく空気を吸い込むことができるようになります。結果、エアコンに余計な負担(電力)がかからなくなり、電気代の節約につながるのだとか。節電効果は10~20%ほどといわれているので侮れません。
ちなみに、自動掃除機能付きのエアコンの場合は、とくにフィルター掃除の必要はないようですが、気になるときは前述のような方法で掃除も可能。
エアコン内部の掃除も自分でできる?
フィルター以外にも気になるのは、エアコン内部にあるアルミフィン部分。自分で掃除する場合は、市販の洗浄スプレーを使う方法があります。しかし、洗浄液が電気部品に触れてしまい、発火や故障などの事故を引き起こす可能性も。自分で無理して掃除するよりは、エアコンを購入した販売店やメーカー、掃除の専門業者に相談したほうが無難かもしれません。
エアコンフィルターをあまり掃除していないご家庭は、電気代を無駄にしている可能性アリ。簡単に掃除できるので、エアコンの前面パネルを開けて汚れが溜まっていないかチェックしましょう。
(文・山手チカコ/考務店)