防災標識の意味と見方|住んでいる地域の災害について知ろう

大規模な火災

大規模な火災は、大きな地震の際にも起こることがあります。東京都が発表した都心南部直下地震(23区南部を震源とする地震)が冬の夕方に発生した場合の被害想定では、東京都だけでも11万棟以上が焼失し、2482人が火災で死亡するとされています。

地震の後は家屋が倒壊して道が通れなくなってしまうことがあるので、できるだけ早めの避難が求められます。

大規模火災の際にはできる限り広い空間のある場所に逃げ込むことが重要です。大きな公園や広い河川敷などが適しています。

大規模火災の際に適しているのは、屋根があって被災後の生活を想定した避難所より、大きな公園や広場など屋外の広い空間である「避難場所」です。以下のピクトグラムの避難場所を目指しましょう。

まとめ

避難所・避難場所は災害によって異なります。自宅の最寄りの避難所を知るだけではなく、洪水の際の避難所はここ、崖崩れの際はここ、と災害の種類ごとに避難所・避難場所を把握しておくことが大切です。それを知るために役立つのが防災標識です。街の中で防災標識を見つけてみてください。

<執筆者プロフィル>

シマサキアヤ

フリーランスライター

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