今回は、“犬のよくあるストレス”を2つ取り上げ、獣医師の藤本聖香先生に人に置き換えて解説していただきました。「大したことはないだろう」と犬のストレスについて甘く考えていた飼い主さんは、そのツラさが自分のことのようにわかるはず。心当たりがある場合は、今すぐ対策をしましょう。
強引に友達犬をつくらせようとする
犬にも意思があり好みもあります。「友達犬がいたほうがいい」といった飼い主さんの考えで、愛犬の好みを無視してほかの犬に強引に近づけるなどするのは、人に例えると、気が乗らないお見合いをさせられるようなもの。
愛犬が興味を示さなければ強要しないで
愛犬がほかの犬を見て、立ちすくむ、震えるなどして怖がったり、吠える、うなるなどして威嚇したりする場合は、興味がない、もしくは嫌いだというサイン。飼い主さんの勝手な思いだけで近寄らせるなどの強要はしないでください。