もやしは季節を問わず1袋30円前後で購入出来るので、ありがたく使っています。けれど水分が多く、料理がベチャッとした仕上がりになりがち。特に「もやし炒め」は食感がおいしさを左右するので、気を抜けません。そんな中、もやしとゴマ油だけで、シャキシャキにおいしく作れる「究極のもやし炒め」をYouTubeの料理チャンネル『COCOCOROチャンネル』で発見したのですが…。ポイントは、まさかの”弱火”!?
【もやし炒めが必ずシャキシャキになる裏ワザ】に挑戦!アレに1分浸すだけ♪もやしがピンと立ってる‼
YouTube『COCOCOROチャンネル』のX(旧Twitter)がこちら!
【貧乏学生必見】
絶対に試して欲しい『究極のもやし炒め』の作り方!https://t.co/hy1HZZpeNH
炒め方が違う!皆が知らない引き算の美学!
1食30円!節約・ダイエットにも!#COCOCORO #コココロ #YouTube #動画 #もやし #炒め #もやし炒め #野菜炒め #節約 #ダイエット #減量 #納豆 pic.twitter.com/kRQOcb4mQf— COCOCOROチャンネル (@COCOCORO_Ch) November 20, 2021
『COCOCOROチャンネル』は、クッキングエンターテイナー・大西哲也さんが運営するYouTubeの料理チャンネル。47万人以上が登録するほどの人気ぶりです。その公式X(旧Twitter)に、絶対に試してほしいと書かれている「究極のもやし炒め」がポストされていますよ。そしてそこには、”引き算の美学”と、気になるフレーズが!
もやしは年中1袋30円程度で購入出来るので、もやし炒めをおいしく作れたらうれしいですよね♪
「究極のもやし炒め」は炒め方が違うとのこと。材料はもやしとゴマ油だけなので、さっそく試してみます。
弱火がポイント!「究極のもやし炒め」を作ってみた!
【材料】(作りやすい分量)
もやし…1袋(200g)
ゴマ油…大さじ1
1. もやしを50℃のお湯に1~2分浸けて水気を切ります。
50℃のお湯に浸けることで、もやしがシャキッとし、特有の臭みも抜けるそう。
1~2分浸けるだけなので、下準備はあっという間。もやしの水気をしっかりと切っておくのもポイントです。この段階で、もやしの香りを嗅いでみると、袋から出した時よりも独特の香りが和らいでいました。
2. フライパンにもやしを入れてゴマ油を回しかけ、弱火に点火します。全体を混ぜてから広げ、2分ほど触らずに焼きます。
もやしに直接ゴマ油を回しかけると、まんべんなくゴマ油が行き渡りますよ。
弱火で焼くと、もやしから水分が出ずにシャキッと仕上がるそうです。最初の2分は、もやしに付いている水分が蒸発するようなシューという小さな音がしていました。
3. 上下を返して、さらに2分ほど触らずに焼きます。
ひっくり返して広げて焼くと、シューという音がやや大きくなりました。
4. 2分ずつひっくり返しながら、透明感が出るまで焼きます。
もう一度ひっくり返して広げて焼くと、シューという音が小さくなり、もやしに付着していた水分が蒸発したように感じました。
もう一度ひっくり返すと透明感が出ていたので、全体を軽く1分ほど混ぜました。今回は弱火で7分ほどかけ、焼いて仕上げました。
シャキシャキ&ポリッ!「究極のもやし炒め」は食感が際立つ!
YouTubeの料理チャンネル『COCOCOROチャンネル』で見つけた「究極のもやし炒め」が完成しました♪盛り付けてみると、もやしがへたらず、キリッとしているのがわかります。
まずはゴマ油で炒めただけの「究極のもやし炒め」を実食。シャキシャキとした歯触りに加え、パリッとした新鮮さも感じます。この食感は、もやしの水分が逃げていない証拠♪
炒め物というよりもサラダに近い瑞々しさです。ただ、ゴマ油の風味をほんのり感じる程度なので、何か味付けしたいな…という味わいでした。
ちなみに、炒めている途中で、塩やしょうゆで味付けすると、塩分の浸透圧で、もやしから水分が出てしまうそう。あえて味付けしないというのが、「究極のもやし炒め」のコンセプトでしたよ。
そこで、しょうゆと粗びき黒こしょうを少し加えて実食。こうして味を付けると「もやし炒め!」と感じるおいしさになりました。
もやし1本1本がしっかりとしていて、シャキシャキ感と瑞々しさがあります。盛り付けてもくったりとせず、いつものもやし炒めより見栄えがよくなるのも、うれしい点でした♪
弱火で炒めるから水分が流れ出ずシャキシャキ感をキープ♪
炒め物というと強火でパパッと炒めるのがいいと思っていましたが、水分の多いもやしに限っては、弱火で炒めて水分を逃さないのが鉄則!それがよくわかるレシピでした。
ちなみに、もやしは可食部100gあたり水分量が90%以上だそう。もやしの細胞膜であるペクチンは、70℃以上で破壊されるため、弱火でじっくりと炒めることで、ペクチンを破壊せずにシャキシャキに仕上げられるのだと、動画内で語られていました。
今回「究極のもやし炒め」を調理した後のフライパンには、塩分を加えていないこともあり、もやしから出た水分が大さじ1杯弱しか残っていませんでした。いつもなら、もやしを炒めた後だと、もう少し水分が残っているように思います。
もやしは季節を問わずにとってもお安く買える野菜なので、シャキシャキ食感に仕上がる「究極のもやし炒め」は、覚えておくと役立ちますよ。もやし炒めを作る時はぜひ、弱火で調理してみてくださいね。
<参考文献>
WEB
『もやし生産者協会〜もやしの栄養〜』
https://www.moyashi.or.jp/nutrition/
配信: あたらしい日日
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