いまもっとも予約の取りにくい手相占い師・えみさん。 占い歴24年、これまでに鑑定した人数は約9000人にもなるというえみさんが「独学で手相を学ぶ大変さを知っているからこそ、世界でいちばん親切で、わかりやすい手相の本をつくりたい」という思いをもとに作ったのが書籍『どんな「線」でもこの1冊でぜんぶわかる! 世界でいちばん親切な手相読みのレッスン』(KADOKAWA)です。 「手相占いはむずかしそう」と思っている方も多いと思いますが、読み方のルール自体はとてもシンプル。今回は、この書籍のなかから、手相を読むうえでまずは知っておきたいポイントをご紹介します。
※本記事は手相占い えみ著の書籍『どんな「線」でもこの1冊でぜんぶわかる! 世界でいちばん親切な手相読みのレッスン』から一部抜粋・編集しました。
【手相読みの極意】右手と左手、どっちを観る?
左手は過去、右手は現在や未来
手相は両方の手で観ていきます。なぜならそれぞれ意味することが異なるから。
一般的に左手にはその人の「過去」、自分が持って生まれた性格などが表れるとされています。
一方、右手に表れるのは「現在や未来」、これまでに学んだことや経験によって変化してきた考え方、これからの展望などです。
私は右手の手相には「自分が無理してつくっている性格」が表れると観ています。多くの人は、現実世界で生きていくために社会の枠組みに自分をなんとか合わせ、ときに考えを曲げることが求められたりしますよね。そうしたことが、右手と左手の手相の違いになっていく。よって、右手は「自分が無理してつくっている性格」なのです。
ということで、左右の手相は大きく異なっていることがめずらしくありません。
稀にまったく同じという人もいますが、その場合は、裏表なく自然体で生きていくことが許されてきた、自分を貫き通せる気質を持って生まれた幸運な人だといえるでしょう。
なお、若いときほど手相の左右差があまりなく、年齢が上がり、いろいろな経験を積むほど差が出てくる傾向にあります。
右手と左手では意味することが違う
右手:現在から未来の自分を表す
・経験によって変わってきた考え方
・将来やりたいこと…など
左手 :過去の自分を表す
・本来の性格
・ 幼少期の記録(やりたかったこと、苦労したことなど)…など
私の場合、鑑定する上でどちらの手を優先するかは左右差とお悩みの内容で決めます。たとえば左手が自由奔放、右手が常識を重んじる手相の場合、これはかなり無理をしていると考えられます。なので、本心を探るには左手を観る、といった考え方をしています。
配信: 毎日が発見ネット