「パートナーが浮気してるか調査したい!」
「本気で浮気の調査するときは探偵に頼むべき?」
パートナーに浮気の疑惑を感じた場合、事実を確認したいという思いから、このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
浮気の調査をするなら、相手に知られずに、しっかりとした証拠を集めることが大切です。なぜなら、相手に知られてしまうと調査に失敗する可能性が高いですし、証拠を確保できないと離婚や慰謝料請求が難しくなってしまうからです。
プロの探偵に依頼すれば、効率的な浮気調査が可能です。
しかし、どのような探偵を選べばよいのかが分からないでしょうし、費用も気になることでしょう。
そこで今回は、
相手に知られず自分で浮気調査をする方法
探偵の浮気調査にかかる費用
浮気調査を依頼する探偵の選び方
などについてご説明します。
本記事ではベリーベスト法律事務所および下記探偵事務所の監修のもとに弁護士が解説しますので、本格的な浮気調査をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
“今回の記事はベリーベスト法律事務所および下記の探偵事務所の監修で作成しました。”
RCL探偵事務所
http://rcl-tantei.com/
東京都港区三田2-7-15 1F
TEL:03-5730-2525
なお、不倫された際に知っておくべき内容全般については以下の関連記事をご覧ください。
また、浮気の証拠全般については以下の記事をご参照ください。
1、自分でできる浮気調査の方法
まずは自分でできる浮気調査の方法をご紹介しますが、その前に、簡単なチェックリストでパートナーが浮気している可能性を探ってみましょう。浮気をしている人には、行動や言動に典型的なパターンがありので、これをチェックするだけで、浮気しているかどうかが簡単に見破れることがあるのです。
以下の関連記事に、浮気を見破るためのチェックポイントを掲げてありますので、ぜひご確認ください。
結果はどうだったでしょうか?
パートナーの浮気が疑わしいようでしたら、以下の本格調査に移りましょう。
(1)携帯電話・スマホから浮気の証拠を押さえる方法
携帯電話・スマホは浮気相手とのコミュニケーションに使用される可能性が高いため、まっさきに調査すべきものといえます。
ただし、携帯電話・スマホにロックが設定してある場合があり、ロックを解除して調べるのは違法性の問題があります。
そこで、ここではロックが設定されていない場合に限定して、携帯電話・スマホの確認方法をご紹介します。
①メールの確認方法
メールを送信したり受信したりした内容をチェックすると、浮気相手や浮気現場に関する情報、パートナーと浮気相手とのやり取りの内容を知ることができます。
直接的な浮気の証拠というよりも、浮気の事実を推測させるような証拠を掴める場合が多いです。
メールを証拠として保存しておきたい場合は、表示された状態の携帯電話ごと写真撮影しておくといいでしょう。
②LINE(ライン)の確認方法
最近ではメールよりもLINEでメッセージのやり取りをする人が多く、浮気を発見するにはLINEのチェックは欠かせないといってもいいでしょう。
以下では、LINEのチェック方法について解説します。
ア)通知機能がオフになっていないか確認する
iPhoneとAndroidのどちらもトークが送信されてくると画面上に通知が表示されますが、この機能は個別にオフにすることができます。
LINEのトーク一覧をチェックして、浮気していると推測される内容が見つけた場合、右上のVボタンをタップすると通知がオフになっているかを確認できます。
通知がオフになっていれば、浮気の疑いの余地ありともいえますが、すべて通知オフにすることも可能なので浮気していると断定することはできません。
イ)浮気相手が非表示になっていないか確認する
非表示機能を使って浮気相手が表示されないようになっていることがあるので、チェックしましょう。
この機能を使えば、非表示設定している相手だけでなく、LINEを勝手に見る人にも情報がバレることがありません。
LINEの非表示リストをチェックして、トークをよくやり取りしている相手がいれば、その相手が浮気相手である可能性が高いでしょう。
ウ)トークの履歴を削除していないか確認する
用心深い人はトークを削除していることがあり、毎回のようにトークを削除していれば浮気をしている可能性はかなり高いでしょう。
トーク内容の確認だけでなく、トークを削除した履歴も確認するようにしましょう。
③SNSの確認方法
パートナーがツイッターやフェイスブックなどのSNSを使って浮気相手とコミュニケーションしていることもあるので、メッセージをチェックすることをおすすめします。
浮気相手や浮気現場の情報を知ることができるかもしれません。
④出会い系サイト・マッチングアプリの確認方法
出会い系サイトやマッチングアプリを利用して異性と出会い、浮気をする人も多いです。
インターネットの「お気に入り」に出会い系サイトが登録されていたり、携帯電話・スマホにマッチングアプリが入っていたら、それだけでも浮気している可能性が高いといえます。
具体的な証拠をつかむには、中を閲覧して、メッセージのやりとりの内容、送受信日時、相手に関する情報などを表示し、写真撮影しておきましょう。
⑤通話履歴の確認方法
特定の相手と頻繁に通話している場合は浮気相手である可能性があります。
ただし、名前を変えて登録している場合もあるので、通話している時間帯、回数、時間を確認して浮気相手かどうかを見極めます。怪しい登録者名があれば浮気相手の可能性が高いでしょう。
⑥動画・写真の確認方法
浮気の決定的証拠となる動画や写真のデータが保存してあることがあります。
裁判でも証拠として採用できる場合があるので、決定的な証拠となるデータは自分のパソコンや携帯電話へデータを転送して保存しておきましょう。
(2)パソコンから浮気の証拠を押さえる方法
携帯電話・スマホに次いで、パソコンにも浮気の証拠が残っていることが多いです。
①パソコンの確認方法
メールや動画、写真については既に説明した方法と同様で、ここではネット検索の履歴を確認する方法について解説します。
ア)ネット検索の履歴から読み取れることがある
ネット検索した履歴は消去しない限りパソコンに残るので、それをチェックすることでデートや観光に行こうと検索した履歴や、プレゼントについて検索した履歴を知ることができます。
これらのことは決定的な浮気の証拠にはなりませんが、浮気相手の特徴を把握したり、浮気の現場を押さえたりするのには役立ちます。
イ)予測変換機能で読み解く
検索するため数文字だけ入力すると、頻繁に入力するキーワード・フレーズやサイトを予測して変換する機能が検索エンジンにはあります。
これを利用すれば、パートナーがパソコンで「どんなサイトをよく閲覧しているのか」「どのようなキーワードやフレーズで検索しているのか」を読み解くことができます。
ウ)検索履歴とお気に入りをチェックする
検索履歴やお気に入りをチェックすることで、どんなサイトを普段見ているかを知ることができます。
観光地やデートスポットに関するサイトをよく閲覧していれば、浮気をしている可能性は高いのですが、それだけでは決定的な証拠とはならないことがあります。
用心深い人は検索履歴を削除していることがありますが、ほとんどの人は削除せずに放置しているのでチェックしやすい方法です。
エ)チェックした検索履歴は自分のメールアドレスへ送信する
浮気の証拠を掴むのに役立つ検索履歴をチェックしたら、そのURLは自分のメールアドレスへ送信しておくようしましょう。
パソコンで何度もチェックしているとバレる可能性がありますし、調査を簡単にすることができます。
2、浮気調査を自分でするとリスクがある
浮気調査には、さまざまなリスクがあります。しかも、素人が自分で調査する場合には危険性が高いといえます。
以下で、浮気調査のリスクについて具体的にご説明します。
(1)パートナーに気付かれる可能性がある
前項で8種類の浮気調査の方法を詳しくご紹介しましたが、「これをバレずにやるのは難しい……」と感じられた方法も多かったのではないでしょうか。
浮気調査はパートナーのプライバシーを探ることになりますので、パートナーに気付かれる可能性は常にあります。
気付かれてしまうと、パートナーが慎重に行動するようになるため、証拠をつかみにくくなってしまいます。
証拠がつかめなければ真実は分からないままになりますし、あなたが離婚や慰謝料請求をしたいと考えても、その請求が認められる可能性は低くなります。
(2)時間と手間がかかる割にたいした証拠が入手できない
浮気調査には地道で粘り強い作業が必要であり、多大な時間と手間を要するのが通常です。
それにもかかわらず、めぼしい証拠が見つからないことも少なくありません。
「怪しい」と思える証拠は多数見つかっても、決定的な証拠を入手できることはそれほど多くないのです。
そもそも怪しいと感じているからこそ調査したのに、「怪しい」証拠しか見つからなければ徒労感だけが増してしまう可能性があります。
(3)違法な行為をしてしまうおそれがある
前項でも注意点として適宜ご説明しましたが、浮気調査はパートナーのプライバシーを侵害する可能性が高く、場合によっては犯罪に問われるおそれもあります。
反社会的な方法で入手した証拠は、離婚や慰謝料請求の民事裁判でも採用されない可能性があります。
もっとも、実際にはパートナーの携帯電話やスマホを勝手に見て入手した証拠や、無断で撮影した写真や録音したデータなどは、証拠価値には影響ないものとして民事裁判で採用される場合も多くあります。
しかし、その場合でも別途、損害賠償請求を受けたり、刑事告訴されるおそれがあることは知っておく必要があります。
配信: LEGAL MALL