愛犬がムシャクシャしている時にみせる仕草5つ 配慮すべきポイントや注意点をご紹介

愛犬がムシャクシャしている時にみせる仕草5つ 配慮すべきポイントや注意点をご紹介

人は、思い通りにいかないことがあるとムシャクシャし、普段とは違う態度や言動をしてしまうことがあります。犬も、ストレスがかかり続けることでムシャクシャし、いつもと異なる行動を見せることがあります。ストレスが原因で犬が体調を崩すこともあります。愛犬がムシャクシャし始めた段階で気づき、適切な配慮で注意深く対処することが大切です。

ムシャクシャしている犬に配慮するポイントや注意点

犬がストレスを感じる要因にはさまざまなものがあり、中には飼い主さんにはピンとこないようなこともあります。それを意識しながらよく観察し、様子が変わった時期や状況、どういう時に強くなるのかといったことを整理した上で、ムシャクシャしている原因を見極めることが大切です。

犬のストレス要因は、大きく「環境」「飼い主さんとの関係」「体調」に分類できます。これらの要素のどれか一つ、または複数に変化が生じた場合に、ストレスとなるのです。

環境であれば、部屋の模様替えをした、リフォームした、引っ越したといった変化が、犬の大きなストレスになります。ただカーペットを取り替えただけといった飼い主さんにはなんでもないような変化も、犬には大きな変化に感じることもあります。

飼い主さんとの関係であれば、飼い主さんにパートナーができた、赤ん坊が生まれた、新しい同居動物を迎え入れたといったことが挙げられます。飼い主さんが忙しくなり、今までより愛犬と共にする時間が減ってしまった場合も、大きなストレスになるでしょう。

体調であれば、ケガをした、病気を発症したといったものが挙げられます。しかしそれだけではなく、犬自身の加齢による筋力の低下や、視覚や聴覚などの感覚機能や認知機能の低下などもストレス源になります。

これらのポイントに注目して、愛犬のストレス源を見極めましょう。原因は1つとは限りません。複数の要因がストレス源にのこともあるため、見落とさないように注意しましょう。見極めたストレス源は、できるだけ早く排除することが大切です。

もちろん、完全排除はできないでしょう。環境の変化に対しては「愛犬のニオイがついているブランケットなどを置いておく」、飼い主さんとの関係性であれば「1日に短時間でも良いので必ずスキンシップを図る時間を設ける」「新しく迎えた動物よりも元からいる愛犬の方を優先する」、体調であれば「愛犬の不調を補助できるような環境を整える」といった配慮をしながら、新しい変化に慣れてもらえるように努めましょう。

まとめ

犬は本来保守的で、平和な暮らしを好みます。そのため、もし犬がムシャクシャしているようであれば、そのこと自体が大きなストレスです。解決するためには、犬をムシャクシャさせる原因となった大元のストレス源を見つけ、取り除いたり刺激を緩和させたり慣れるように導いてあげたりする必要があります。

そのために大切なのが、愛犬を観察し、変化の兆しを見逃さないことです。犬のカーミングシグナルを学ぶことは、愛犬の生活の質を高めるために必要なことなのです。

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